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Oceans Curiosity

離島でのショアゲームを楽しんでます!

2021年4月 小笠原釣行記

 

もう4、5ヶ月も前の記憶を思い出して、

回想録となってしまったが、長く続けてきブログにも残しておくことにしました。

なんとなくこのままブログが尻切れになるのも残念なんで(^^;;

 

去年はコロナ禍で断念した小笠原諸島への遠征

今年もコロナ禍で遠征は難しいと思っていたが、

来島のルールや受け入れ状況などを事前に旅行会社やペンションのオーナーに確認したところ、

直前のPCR検査で陰性なら小笠原丸に乗船でき、母島にある受け入れ先のペンションもOKとのこと。

 

出発前日にPCR検査結果が出て、無事に乗船許可が下りた。

当日、自宅を暗いうちから出発。

空港も早朝から豪雨で、ビッショビショ。

 

羽田に着き、途中の駅で東京の釣友と合流する。

竹芝桟橋まで歩くが、ここでも豪雨

 

港でもう1人の友人と合流。

彼は初めての小笠原なので、緊張感もあってかほとんど寝れていない様子。

 

 

蜜を避ける為に、食事もなるべく持ち込んむ事にした。

雨が降る中で、竹芝を出港。

 

周囲は霧でよく見えないが、

東京の雰囲気もコロナ禍で、2年前に見た賑やかな海からは様変わりしていた。

外で雨をしのぎながら昼食の弁当を食べる。

外洋に出ると船は一気に大きく揺れ始めた。

 

うだうだとただ単に時間を潰す。

翌朝に小笠原諸島に近づいてきた。

ここも激しく雨が降っている。

完全に雨に取りつかれてしまっている。

 

 

荒天で約1時間遅れで父島に到着する。

すぐに弁当を買って、母島に乗り継ぐ。

降りしきる雨は一向に止む気配がなく、明日からの実釣ができるか不安になる。

 

3日間の釣りを組んでいたので、

まあ1日ぐらいはやむを得ないと覚悟はしていた。

 

夕方にペンションで船長と打ち合わせ。

とても気さくな船長から、明日は行けると思うよ!との返事

 

翌朝、のんびりやってきた船長を急かすように段取りを済ませる。

磯はまだうねりが大きい。

 

 

無理する必要は無いので、比較的穏やかな湾内磯にある磯に上がる。

 

ひとしきりルアーを投げ、冷凍ムロをデッドベイトで投げ入れる。

沖にラインが走るがすっぽ抜けてしまった。

 

気分転換に21センチのポッパーを投げると数投で水飛沫が上がる。

夢屋20000maxスプールからPE8号ラインが引き出される。

ファイナルスタンドアップのリフトパワーで応戦する。

磯際の突っ込みに耐え、友人がランディングしてくれた。

20kgクラスのイソンボであった。

 

その後、少し離れた岬でキャストしていた友人にもヒット。

フォローに駆けつける。

ジリジリと一進一退の攻防を制し、見事に大型GTをキャッチした。

初日から驚くほどの釣果で磯は歓喜に包まれる!

 

その後も、イソンボらしき大型魚がバイトしてきたが、潮が変わってから魚の気配は遠のいた。

 

2日目

少し離れた磯に向かう。

途中でマンタと遭遇。

ザトウクジラはすっかり見慣れて風景と化しているが、マンタには驚いた。

けど、2回目になると感動は薄れるだろうと思った。

 

初めて小笠原に来た時は、見るもの全てが驚きと感動だった。

今年は、良くも悪くも、その反応が薄れている自分がいる。

 

平たい磯に上がり、21センチのミノーを磯際に通すと、赤い根魚が食いついてきた。

残念ながらキャッチには至らず。

オキザワラの群れが皆のルアーを襲う。

僕はすぐにフックアウト。友人は見事にキャッチ!

バラフエ、バラハタ、アオチビキ、カッポレなどをキャッチして終了。

 

他の磯に上がったメンバーはキハダやツチホゼリをキャッチしていた。

 

3日目

この日も波風が高い。

船長は、状況に応じたエリアを探し、今までとは違う方向に向かってくれた。

 

潮どおしがよくて大きな磯がある。

高場もあるんので、安全面でも問題無さそうだ。

波裏から渡礁する。

 

足元からいきなりカスミアジがミノーに襲いかかる。

ダイペンやポッパーで、辛抱強く沖にキャストを続ける。

一瞬のポーズでギラっと腹を返してキハダらしき大型魚が食いついて来たが、

すぐにフックアウトしてしまった。

友人にも同じようなヒットがあるがフックオフ。

魚はいるが、どうも食いが浅そうだ。

 

気分転換にジグを主体に攻めて見ると、

アカハタやチギだけでなく、カンパチ、カスミアジ、タマンなど次々と

入れ替わりでバイトしてきた。

 

 

まだ、春の海は水温が安定しておらず、攻める層で魚の反応が違う感じがする。

 

3日間、磯で楽しめたことがなによりで、

仲間もそれぞれ想い思いの魚との出会いがあった。

 

また、数年後の再訪を願う。