4年前の今日。
ブルーノート東京でSALTさんトリオライブを鑑賞し、SALTさんのピアノを私は特別に好きなことに気付きました。
どうしても、どうしても、こんな風にいつか弾きたいと強く思える。
いつでも、どこでも、どんな時でも、堪らなく聴きたいと思える。
それ程に好きなピアノに出逢えてから4年が経ちました。
ほぼ毎年、、、ほぼ同じ書き出しでブログを書いています。
だって、私にとってめっっっちゃ大切な記念日だからね
それがね。
去年は色々な事に忙殺されていて。
当日にブログあげられなくて、泣いちゃったよね
なので今年も色々な事に忙殺はされているけど！
今日ブログをupしたいのです
でね、何を書こうかな、と考えて。
8/17(日)のコンサートに、私がSALTさんを好きな理由？要素？がてんこ盛りだった気がするので、ライブレポを書こうと思います。
とは言え…！
時間が足りなそうで。
途中までのレポをupする予感ムンムンなんですけど、後日完成させます🙏
という事で書ける所まで頑張って書きます！
(最近はライブレポが途中で時間切れになり、公開できていないのですが
今日はもう途中でも良いから公開しようと思います。)
横浜のみなとみらいホールでの新企画。
"Brilliant Jazz Pianist"
その第一弾として、SALTさんのコンサートが開催されました
みなとみらいホールと言えば、去年は中川英二郎さんとのデュオライブがあり、人生で初めてSALTさんのサイン会に参加させていただいた思い出の地です。
そして響きも美しく、去年はありがたいことに最前列で聴かせていただいていましたが、音が散ることもなく、とてもバランス良く心地良かったことを、よく覚えています。
そんなホールでのコンサートは
1部ではSALTさんソロ
2部ではSuper Big Bandというみなとみらいホールで活動している中高生ビッグバンドとの共演、そしてフラメンコギタリスト沖仁さんとのデュオ
という多面的にSALTさんを楽しめる構成。
ソロはもちろん素敵だけど、SALTさんのアンサンブル力？というのかな。。。素晴らしいじゃないですか
だからね、その両方を堪能できるなんて…
なんて素敵だろう
と鼻息荒く観に行って、想像よりももっと素敵で
感動して帰って来ました
第1部
◇ピアノソロ
1. A Brand New Day
始まりは、何てキレイな音だろう？
たぶん弱音ペダルを踏まれながら、ふんわりと、だけど伸びやかに。でも、とっても密やかに。そして凛として。
と、鳴らした1音に色々な言葉で説明したくなっちゃう程に豊かな音色での始まり。
ピアニッシモで紡がれている音なのに、響きは豊かで。
だからこそホールの隅々まで届くんだろうな、という音。
もうさ、どうやったらあんな音がピアノから出るの？
と、初っ端から驚愕
そして、
あー、私はこの音が、SALTさんが奏でるピアノ音が大好きなんだ。
としみじみ感じていました
段々とリズムが付いて、音楽がより動き出して。
聴き馴染みのある"A Brand New Day"のメロディが演奏されました。
この曲、本当好き
軽やかで明るくて、そしてどこか可愛らしくて。
SALTさんのリズムは明白。
休符がよく見えるというか。
だからこそ、音楽がさらにイキイキするのかな、と思ったり。
とっても素敵な曲です。YAMAHAホール紹介動画のBGMとしてお聴き頂けます。
こちらの動画はもちろん何度も再生しているんです。
ここで聴けるだけでもありがたい…けど、音源欲しいな
お願いします🙇♀️焦らずお待ちしております🙇♀️
2.Beauty and Brilliance
Brilliant Jazz Pianistですもんね
やっぱり聴きたいよね、この曲
だから聴けてめっちゃ嬉しかった
この曲、とっても愛らしいですよね
リズムも可愛らしいし、メロディの歌わせ方も可愛らしい
軽やかで明るいピアノが映える曲
そんな曲にぴったりな音色を出せるSALTさんは本当に凄い
小さな音量で弾いても、音の抜けが無くて。いつも凄いなぁと感動します
3. Stella by Starlight
もう、ウットリですよ
ピアノってこんなにきれいな音出るんだなぁ、と。
毎回SALTさんのピアノを聴く度に思うけど、この日はホールの響きとも相まって、ずーっと思っていました。
ホールの響きも完全に掌握されて
ピアノ自身の良い所も引き出して
そりゃあ素敵になりますよね
本当に心地よくて
ふんわり浮き上がって、ゆらゆら空間を漂っているような気分になったくらい
上手く言えない、、、もどかしい
「ジャズのスタンダードナンバーを自分の音楽として取り入れて、演奏することは難しい。
自分の音楽として取り込んで演奏できる数少ない内の1曲です。」と演奏後に仰っていましたが
数少ない、なんてことあるかーい！！って心の中で突っ込みつつ、、、
リードシートがあれば、SALTさんは何でも弾ける、とは思うんです。
それでよしとしないSALTさんの真摯さがよく出ているお話だなぁと感動して聴いていました。
誠実に音楽へ向き合って。
ただ音符をなぞるのではない音楽へのお取組みをされている。
それがMCにも出ているなぁと。
そんなSALTさんが作られる音楽だからこそ私は大好きで仕方ないんだなぁって
4. "Elegy for Piano and Orchestra" 第二楽章
もともとはオーケストラのために作った曲です。今日はピアノだけで弾きますが、本当はどんな楽器で演奏されているか想像しながら聴いてください、というMCがあって演奏されました。
私ね、Elegy大好きなんですよ
去年と今年、オーケストラと演奏されたコンサートにも伺いましたし
Dandyism Banquet2で演奏されているバージョンも本当に素敵で
だから聴けることがまずは嬉しい
そしてSALTさんのピアノでオーケストラの音が聴こえてくる
それだけ多彩な音色をお持ち、という事。
何と！嬉しいことにElegyは音源化していただけるそうです
（今、整えていらっしゃるそう…！！！）
お金を払えばいつでもタダでElegyが聴けるようになるんですよ
どうしましょう…
そんな上手い話があっていいの？？？
私、100枚くらいCD持っておいた方がよくない？？国宝だもんね
とか思っています
5. On Green Dolphin Street
イントロを聴いてもすぐにこの曲！って分からなかったんですけど。
でもテーマが始まったら、あぁ！ってなるんですよ
とっても独創的なイントロなんですけど、きちんとテーマへの道筋は引かれているから。
遠くに行っているようで、スッと着地できるんでしょうね
音楽がSALTさんの中にしっかり根付いていて、SALTさんの音楽としてアウトプットできている、
という事なんですよね
音楽で嘘をつかない、とSALTさんはよく仰いますが、きっとこういう事なんだろうな。
ちゃんと自分の中にある音楽だけを出すということ。
なかなか出来ないことだから。
だから私はSALTさんの音楽が本当に好きなんだと思います
ちょっと練習して難しいなー、と挫折していた曲なんですが
なんてカッコいい曲なんだろう、とSALTさんに魅力を改めて教えてもらえた気分なので
また頑張ってみようと思えました
6. Life with You
あっという間に1部、最後の曲。
大好きなこの曲で締めくくり
SALTさんの優しさや温かさが詰まっている気がしちゃって。。。
いつもグッと来て泣くのをこらえるのが大変な曲
和音の移り変わりが美しいし。
まるで歌うようなメロディも素晴らしいし。
とにかく素敵過ぎる曲です
柔らかくて温かい音
素朴な音
キラキラして華やかな音
たくさんの音色が詰め込まれていて
弱音ペダルも効果的に使われていて
ピアノと仲良しになられていて
ピアノもこんな風に弾かれたらSALTさんの事を大好きになるだろうなーと
私がとても幸せな気分になりました
ピアノになりかわって
（は？大丈夫です、頭おかしくありませんw）
どのピアノを弾かれる時も、その子の良さを引き出されていて…
かつSALTさんの音も出せていて…
ピアノと仲良くなるのが本当に上手過ぎて…
そんな所も大好きです
と、ここまで書いて時間切れ、、、
第2部は後日書きます！！！
おしおしお記念日を今年は祝えてうれしいです！！！
一生おしおしおです❣️❣️❣️