生まれは首都圏から特急で1時間の所。
良くいる普通の子、でも人よりちょっと感性が豊かだった。
小学生の時は彼女が書いた読書感想文がよく選ばれたらしい。

大人になったら英語がペラペラになっているんだろうって
不確かな期待を抱いて入学した中学校。

あの日は今でも良く覚えている。
高校生の始業式の日。
あれが全ての始まりだったのかもしれない。
振り返ればやり直したいと思うことは山ほどある。
でも過ぎたことは受け入れて前に進むしかない。

そんなことは分かってる。
だけど、それでも、
あの日、運命を変えることが出来たんじゃないかって。

変えたいと思ったら変えられる。
それは彼女が学んだことだった。

振り返った時、無駄だったと思うこと
もう二度としたくないから。

もう二度と自分を犠牲にするようなことはしないと決めた
その日から
彼女の人生は始まった。