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5年ほど前のことを
ふと思い出しました。

当時、私は実家のある東京から
地方へ離れて暮らしていたのですが、
帰省した後、自宅へ帰ろうとしていた新幹線での
道中のお話。

実家を離れてからも、ちょくちょくと
帰省していたのですが、いざ地方の自宅へ帰るとなると、毎回どーしよーもない淋しさで心がいっぱいに。。

その日も感傷的な気分で窓の外を眺めていました。
すると、空いていた隣の席に、駅員さんに誘導されてきた目の不自由なご婦人がお座りになりました。
自分でも不思議なんですが、咄嗟に出た言葉が
「なにかありましたら声かけてくださいね。」
と、自分の口から。。。
ご婦人は少し驚いたような表情で、はい。とだけ答えられました。

そのあとの私は後悔の嵐、、、
とゆーのは、本当は、彼女の世界は私が想像するよりも、ずっと、はるかに、クリアに見えているのではないかということ。
そのような方に、私のかけた言葉は大変失礼だったのではないかと。。。

恥ずかしくなり、またずっと窓の外を眺めはじめました。

新幹線が動き出し、しばらくするとご婦人の方から「話しかけていい?」とお言葉が!
私は、はい!と答え、他愛の無い話が始まりました!
ご婦人はこれから京都の友達の家に旅行に行くとか、だからダンナさまの為に3日分のカレーを作ってきたの。とか。。
話していると、さっきまでの感傷的な気分がどこかへ飛んでいっていました。

すこーしだけ私の話をすると、「じゃあ、その土地で、楽しいこと、何かみつけなくちゃね。」と優しくたしなめられました。笑

新幹線から私が降りる時、握手したあったかい手を今でも覚えています。

きっとなにかのご縁だったのかなぁ。。
私も、ご婦人のように歳を重ねていけたらいいな☆