釣りは人気の趣味ですが、釣り場のルールやマナーを守れない「無法釣り人」のせいで、釣り禁止になる釣り場が増えています。釣り禁止エリアで釣りをしたり、過度な場所取り、ゴミや汚れを片付けない「釣り人は釣り人」とよべるのでしょうか?。
そんな釣り人を見かけても、なかなか個人で対応出来ない場合も多いでしょう、今回は無法釣り人の種類と、対策方法を紹介します。
迷惑釣り人・無法釣り人とは?
迷惑釣り人・無法釣り人は釣り場の管理者が決めた釣り禁止・立ち入り禁止などのルールや、駐車禁止などの法律を守らない釣り人の事です。
コロナ禍で野外で楽しめる釣りがブームになり、新規の釣り初心者が増えたためか?、釣り場のマナーが悪化しているようです。
もちろん、迷惑な常連さんも居るので、釣り初心者だけの問題ではありません。
釣り禁止・立ち入り禁止の場所で釣りをする
釣り禁止のエリアで釣りをする違法行為は全国ニュースでも度々取り上げられています。悪質な不法侵入をする釣り人の熱意は凄まじく、脚立やロープなどを駆使して、どんなに高い柵すら乗り越えて侵入していきます。
大抵、不法侵入する釣り人は注意されると逆ギレしているので、一般常識が全く通じない、感覚おかしくなっている方々が多いのでしょう。
毎回見ていて、見つけ次第直ぐに罰金を取るか、不法侵入で警察に通報すれば良いのにと思ってしまいます。
そんなに沢山釣りたいなら船釣りすれば良いのにと思うのですが、やっぱり堤防から釣りがしたいのでしょうか。クロダイのヘチ釣りとか、そこから特定の釣り方でしか釣れない魚が釣りたいのでしょうか。
駐車禁止を守らない
道路に面した釣り場で良く見かけるのが駐車違反です。標識があろうと関係無しと言わんばかりに、沢山の車が駐車されている光景はよく見かけます。
近くに有料駐車場があっても、釣り場に近いとか、料金を払いたくないからと、駐禁エリアに駐車してしまう方が多いみたいです。
近年、悪質性が高い場所は警察のパトロールが強化されたり、そのまま釣り禁止にされてしまうので、止めていただきたいものです。
利用時間を守らない
漁港や公園は利用時間が決まっているのですが、利用時間を守らずに侵入して釣りをする釣り人もいます。時間外に漁港に侵入して釣りをしていた釣り人が検挙された事件も発生しています。
過度な場所取り
クーラーボックスや椅子を設置して、場所取りだけして本人は釣り場に居ないという光景をたまに見かけます。漁港や釣り公園だと場所取りを禁止している場所もありますが、海岸や管理者が常駐していない釣り場だと無法地帯と化している場所もあります。
砂浜などでも、何時間も使わない物を放置しているのは、流石に問題のある行為になるかもしれません。混雑する釣り場なら尚更でしょう。
また、グループの1人が後から来る仲間数人分の場所取りをする光景も見かけます。違法かは微妙な感じですが、釣りをしていないのに1人で広いスペースを占領するのは迷惑ですね。
混雑する釣り場や狭い釣り場で、1人の釣り人が3本以上竿を出しているのも迷惑になる可能性が高い行為です。空いているサーフなら何本出しても大丈夫でしょうけど、混雑してきたら1人2本までがマナーかと思います。
地域によっては有料で釣り場の場所取りしてくれる、場所取り代行業者が居るとの噂もあります。
ゴミのポイ捨て
釣り場のゴミ問題は昔からありますね。バーベキューのコンロや椅子など、ポイ捨てレベルでは無い不法投棄も発生している釣り場もあります。
ゴミ問題で釣り禁止になった釣り場も沢山ありますよ。
掃除をしない
釣り場は撒き餌や魚の血などで汚れてしまいます。臭いが出たり、虫が寄ってきて迷惑になるので、水汲みバケツで水を汲み、出来るだけ汚れを流して帰りましょう。掃除用のタワシやブラシまで用意してる方は偉いですね。
魚の処理
釣り場で魚を処理するのは基本的に問題無いのですが、水飲み場や手洗い場で魚を捌く方や、周りに魚の頭や内臓を放置していく釣り人がいます。
許可されている場所以外では、手洗い場で魚を捌くのは止めましょう。
全て水汲みバケツの水を使用して洗うか、水をペットボトルやタンクに入れて持参します。
迷惑釣り人の対処方法
迷惑釣り人の対処方法は、残念ながらそれほど多くありません。とは言え、何もしないで見ているのはモヤモヤする方は参考程度にして下さい。
本人に直接言うのは危険
非常にマナーの悪い釣り人だと、そもそも人間性に難がある方も多いので、注意するとトラブルに発展する可能性が高いと考えた方が良いでしょう。
釣り人同士が傷害事件に発展したニュースは調べると見つかりますが、釣り人は大抵ナイフや刃物を所持しているので、喧嘩になったりしたら最悪の事態に発展する可能性もあります。
管理者に連絡しましょう
基本的には、自分で対応せずに、施設の管理者に連絡して対応して貰うのが確実です。駐車禁止なら匿名でも良いので、警察に連絡すれば良いでしょう。
と言うか、これしか安全でまともな対処方法は無いと思います。管理者や警察官以外が注意しても、そんなの知るかと思われてしまう可能性が高いですからね。
大抵の違法釣り人は、誰にも注意されないと思っているから違法行為を続けてしまうので、管理者などに注意されたら、良心の残っている釣り人なら違法行為を止めるはずです。
もちろん逆ギレしている人も沢山いますが...
違法釣り人でもネットに公開すると、名誉毀損・肖像権の侵害にあたる可能性があります
ネットで画像を公開して注意喚起する人もおりますが、顔が判別できるなど、度が過ぎている場合は相手の権利を侵害する事になる可能性があるので注意が必要です。
悪い印象を与えるような形で他人に許可を得ず写真を公開した場合、名誉毀損や肖像権の侵害で訴えられる可能性はあります。そんな人がお金を払って訴えるとは思えませんが、顔が分かる画像はモザイクをかけるなど、最低限のプライバシーには配慮してあげましょう。
明らかな違法行為であっても、ニュースの映像なんかも顔は隠していますからね。対応する側も冷静になる必要があるでしょう。
まとめ
出来るだけ沢山の釣り人が釣り場のルールを守って、皆んなで楽しく利用できる環境にしたいですね。違法釣り人に腹が立つこともあるでしょうけど、自分で対応してトラブルにならないように注意してください。
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