21コンプレックスXRの性能・特徴
21コンプレックスXRはバス釣り用にラインナップされているスピニングリールで、17コンプレックスCI4+の後継機となるモデルです。
CI4+製のフルカーボンボディとNEWマグナムライトローターは20ヴァンフォードと同型設計で、20ヴァンフォードと違いはハンドルがCI4+製となり、F6モデルのみラピッドファイアドラグを搭載しています。
手番の「F」はフロロカーボンの略称で、F4はフロロカーボン4lbを100m、F6は6lbが100m巻けると言う意味です。
21コンプレックスXRは20ヴァンフォードと同型の新型マグナムライトローターを搭載しています。CI4+と言う軽量高強度のカーボンを使用した新型ローターは、左右のバランスを見直し、更に軽量化されており、急型のMGLローターより回転抵抗が14%も軽減されています。
マグナムライトローターは巻き出しが軽く、ライトルアーを使用し、リーリングのオンオフを繰り返す釣りに適しています。
ベールはアルミ製のワインピースベールで、ラインローラーとの間に段差がなく糸絡みが軽減。
CI4+ボディ
20ヴァンフォードから採用されたボディ形状の、CI4+製フルカーボンボディを搭載。
CI4+ボディ
20ヴァンフォードから採用されたボディ形状の、CI4+製フルカーボンボディを搭載。
Xプロテクト
18ステラと同型の防水機能である、Xプロテクトをストッパーベアリング部とラインローラーに搭載。撥水加工を施したプレートに凹凸を組み合わせたラビリンス構造を採用。水に含まれる塵や砂の侵入により巻心地が悪くなるのを防ぎます。
21コンプレックスXRは海水でも使えるので、防水性能が高いのは助かりますね。
マイクロモジュールギア2
21コンプレックスXRからマイクロモジュールギア2を搭載。ギアの歯を細かくすることでギアノイズが少なく、より滑らかな巻心地になっています。スピニングリールだと中間ギアとウォームシャフトギアの歯が細かくなっています。
ボディ全体の基本設計、駆動関連部品をひとつ ひとつ見直し、部品間の微細なガタ、隙間、 揺れを細部に至るまで徹底的に排除。改善の 対象箇所はドライブギア、ウォームシャフト、 ウォームシャフトピン、ウォームシャフトギアなど多岐に渡る。新たな次元での滑らかな回転 性能、静粛性を伴った巻き心地を実現しました。
ラピッドファイアドラグ
ラピッドファイアドラグはドラグノブの調整幅をあえて狭く設定してあり、少し回すだけでドラグの強弱を瞬時に調節できます。バスが急に足元やカバーに突っ込もうとした際に活躍する機能で、太糸が巻けるF6モデルにのみ搭載されています。
ハガネギア
200tの圧力のみでプレス加工したハガネギアは切削しないため、強度の高い金属表面が削り落とされておらず、摩耗しにくく長期間滑らかな巻心地が持続します。
21コンプレックスXRと17コンプレックスCI4+・20ルビアスを比較
21コンプレックスXRと17コンプレックスCI4+、価格の近い20ルビアスの性能を比較してみましょう。
21コンプレックスXR 2500F6HG
・ギア比:6.0
・実用ドラグ力/最大ドラグ力(kg):2.5/4.0
・自重(g):175
・スプール寸法(径mm/ストロークmm):47/17
・ナイロン糸巻量(lb-m):5-130、6-110、8-80
・フロロ糸巻量(lb-m):5-130、6-100、8-75
・PE糸巻量(号-m):0.8-200、1-150、1.2-100
・最大巻上長(cm/ハンドル1回転):89
・ハンドル長(mm):55
・ベアリング数 BB/ローラー:9/1
ギア比:6.0
最大ドラグ力(kg):4.0
自重(g):185
スプール寸法(径mm/ストロークmm):46.5/14.5
ナイロン糸巻量(Lb-m):5-130/6-110/8-80
フロロ糸巻量(Lb-m):5-130/6-100/8-75
PE糸巻量(号-m):0.8-200/1-150/1.2-100
最大巻上長(cm/ハンドル1回転):88
ハンドル長(mm):55
ベアリング数S A-RB/ローラー:9/1
20 ルビアス FC LT2500S
■ギア比:5.1
■巻取り長さ:72
■標準 自重:155 (FCではない2500は175g)
■最大ドラグ力:5.0
■ハンドル長:50
■ノブ(S互換):HG-Iライト
■ベアリング/ローラー:9/1
■標準糸巻量ナイロン(lb-m):4lb-150m、5lb-120m、6lb-100m
■標準糸巻量 PE(号-m)0.6-200m、0.8-190m、1.0-190m
スペック上は20ルビアスFC(フィネスカスタム)モデルが155gで最軽量ですが、通常の2500は175gで21コンプレックスXRと同じ重さです。
21コンプレックスXRと20ルビアス共に、カーボンローター・カーボンボディでワンピースベールを搭載しているので、スペック的には差が殆どないリールと言えます。
もしコンプレックスかルビアスで悩んでいるなら、実際に触った質感や巻心地、デザインで総合的に判断した方が良いかと思いますよ。
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