カラープロキロダスの飼い方|大型魚水槽の掃除に!、コケ取り、大きさ、混泳、餌 | す〜さんの釣行記&釣り情報・時々AQUA

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神奈川県で色々な釣りをしながら、熱帯魚やサンゴ、ウズラ、烏骨鶏と暮らしています。
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カラープロキロダスは大型魚水槽のコケ取りや残餌を掃除してくれるメンテナンスフィッシュとして、大型魚の混泳相手・タンクメイトに選ばれる事が多い魚ですが、カラープロキロダス自体もユニークな外見で鑑賞価値が高い魚ですよ。
セルフィンプレコなどのプレコと違いアクリルを傷付けないため、アクリル水槽のコケ取りに入れるならプレコよりカラープロキロダスの方が適しています。

注意点として、カラープロキロダスが淡水エイやポリプテルスの代表を舐めて怪我をさせる事があります。これは個体差があり大抵は大丈夫なのですが注意した方が良いでしょう。


カラープロキロダスの飼い方
分布:
全長:40〜50cm
寿命:6年
水槽:90cm以上
水温:24〜28℃
水質:PH6.0〜7.5
性格:若干気が強い一面もあり
混泳: 可能

カラープロキロダスはネオンテトラなどと同じカラシン科の魚で、シルバーに黒い班の入った鱗と、赤と黒のストライプが入った美しい尾鰭、人の唇のような口が特徴的な大型魚です。
カラープロキロダスにはインシグニス種とタエニウルス種の2種類がおり、インシグニス種の体長は40cmくらいですが、タエニウルス種は50cm近い大きさに成長する場合もあります。
もちろん最大サイズは給餌量や水槽サイズにもよるので、大きく育てたいならしっかり給餌して奥行きが60cm以上ある広い水槽で飼育しよう。

カラープロキロダスは丈夫で飼育自体も簡単。PH(ペーパー)6〜7.5、水温22度〜28度と幅広い水質に対応します。〜20cmまでの幼魚期は28度と高めの水温で早めに成長させた方が安心です。

寿命は6年前後で飼育環境が良ければ7年くらいは生きるでしょう。大抵は混泳飼育のやや汚れた水で飼育されるので6年生きれば良い方かと思いますが、長生きした方がサイズも大型になるので、できるだけ良い飼育環境を整えて長生きさせたいですね。

ちなみ中国や台湾では運気が上がる魚として人気が高く、アジアアロワナと一緒に飼育されているのをよく見かける。運気アップに購入するのもアリか?


カラープロキロダスは大型魚水槽の掃除屋さんとして人気
カラープロキロダスは大型魚水槽のコケ取り・残餌掃除として混泳されている場合が多い。カラープロキロダスの口は人の唇のように広がり、壁面にキスして舐めとるようにコケを食べる。
カラープロキロダスの口はプレコと違いアクリル水槽を傷付けないため、アクリル水槽のコケ取りにカラープロキロダスを使用する大きな理由となっている。
さらにプレコと違い縄張り意識も少ないので混泳相手を傷付ける事が少ないのも嬉しいし、意外と美しい外見や活発に動き回る点も人気の理由である。


水槽
カラープロキロダスだす自体も全長が50cm以上に育つため大きな水槽とスペースが必要。カラープロキロダスをメインに飼育するなら最低でも90cm水槽、混泳させるなら120cm以上の水槽が必要だ。
このやや大きくなる点で90〜120cm水槽だとプレコよりスペースを取りますが、大抵は120cmワイド以上の大型水槽に導入されるのでデメリットにはならないでしょう。大きく育てたいなら奥行き60cmは確保したいですね。

幼魚
幼魚のうちは45〜60cm水槽から飼育を始めるとよいでしょう。いきなり広い水槽に入れると怯える事もありますし、小さい水槽では餌も行き渡りやすいですからね。
幼魚のうちは水温も28度と高めに設定して成長を早めると弱い幼魚期を早めクリアできるでしょう。


フィルター
成魚の飼育だと大型水槽になるのでフィルターは濾過能力の高い上部式フィルターやオーバーフロー式濾過を選択する人が多い。幼魚なら水槽サイズに合ったフィルターを選べば問題ありませんが、おすすめはやっぱり上部式フィルターですね。

混泳させるならフィルターの濾過能力は余裕を持った物を選択しよう。上部式フィルターだけで心配なら外部式フィルターを追加したし、大型のエアーポンプでエアレーションを追加し溶存酸素量を増やし補助してあげよう。


エサ

カラープロキロダスは餌を選り好みせずに食べてくれる。幼魚はアカムシやミニキャット、成魚はキャット・大型肉食魚用の人工飼料をメインに植物質を含んだプレコの餌も与えると良いですね。
必ずしも植物性の餌はなくても飼育に差し支え無いようですが、コケを食べる以上は植物性の餌も必要だと思います。
カラープロキロダスに限らず魚には餌をバランスよく与えたいものです。


混泳
カラープロキロダスは基本的に攻撃性が少なく混泳に向いた魚なのですが性格に個体差があり、混泳魚を追い回したり執拗に舐める(齧る)行動が見られます。
この様な齧る癖がある個体は淡水エイやポリプテルスなど低層魚との相性が悪く、最悪代表が剥ぎ取られたり齧られるストレスで死亡してしまう可能性があります。

淡水エイは皮膚がデリケートで高価な魚でもあるので、心配ならカラープロキロダスと混泳させない方が良いでしょう。
シクリッドやアロワナ、ナマズなど泳いで逃げられる魚は比較的問題にならない事が多いのですが、小まめに体表が傷ついていないか確認しないといけませんね。


病気
よほど飼育環境が悪く無い限りはカラープロキロダスが病気になる事はない。幼魚期は白点病に注意し、成魚は水質悪化やPHの下がりすぎよる肌荒れ・尾腐れ注意したい。
基本的には硝酸塩が一定以上に増えないように毎週水換えをしっかり行えば大丈夫だろう。意外と蓄積に気付き難いのでわ硝酸塩の数値くらいはテスターで測っておきたい。