クリプトコリネ・ウェンティー・グリーン/ブラウンの育て方|光・照明、水質、砂、CO2 | す〜さんの釣行記&釣り情報・時々AQUA

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クリプトコリネ・ウェンティーグリーンとウェンティーブラウンは、古くから水草レイアウトで使われているクリプトコリネの定番種。
移動直後は葉が溶けたりと移植に弱い一面がありますが、一度根付くと弱い照明でも育成可能で、初心者でも育てやすい水草です。

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クリプトコリネ・ウェンティ・グリーン/ブラウンの育て方
学名:Cryptocoryne wendtii var. “green”
分布:東南アジア
用途:前景〜中景
光:弱〜普通
水温:20~26℃
PH:5.0~7.0
肥料:普通
Co2:無くても問題なし
底砂:ソイル、大磯砂、川砂

クリプトコリネ・ウェンティーグリーンとウェンティーブラウンは、サトイモ科・クリプトコリネ属を代表する水草で、東南アジアの小川・清流にの水中や岸辺に生息しています。
雨期と乾季で水位変化のある場所では季節によって水中葉と水上葉が入れ替わる。水中葉と良く似た水上葉を展開するため、水草ファームからポットで入荷したばかりだと水上葉の状態で販売されている事も多い。
水上葉だて空気の入ったビニール袋にパッキングされて販売されている場合もある。

水上葉の水中化は難しく無く水中に入るとやがて溶けて枯れて、新たに生えてきた水中葉と入れ替わります。
水上葉と知らない人は枯れたと勘違いしがちですが、クリプトコリネは根が生きていれば余程環境が悪くない限りは直ぐに水中葉が生えてきます。

産地やファームによる地域差や育成環境によってはの色合いに違いが見られ、ウェンティーグリーンとブラウンの間のようなグリーンとブラウンが混ざった色合いになる物もある。
葉の形状も卵形から笹の葉の様に長い物、ウェーブが入った物も見られます。

クリプトコリネは水質の変化と植え替えなど環境変化を嫌うので、一度植えたら基本的に動かさないようにしよう。
PH5〜7・弱酸性〜中性の広い水質に対応できるので水道の水質なら特別な配慮をする必要もありません。
CO2も不要で無くても全く問題なく育成が可能です。

砂の種類もソイルから大磯砂、川砂まで種類は問いません。しかし、クリプトコリネは肥料を主に根から吸収するので必ず根元に固形肥料を3粒ほど埋めておきましょう。


ウェンティーグリーン
クリプトコリネ・ウェンティーグリーンは明るいグリーンの葉が美しいクリプトコリネの超定番種。
石や流木の周りに植えるとより明るいグリーンが引き立つのでおすすめ。

ウェンティーブラウン
ブラウンに薄くグリーンが混じったような色合いが特徴のクリプトコリネ。他の水草にグリーン系が多いなら良いアクセントになってくれる。


レイアウトでの使い方
クリプトコリネの使い方は主に前景と中景の境目や、流木や石の周りに数株を植え込むと自然なレイアウトが演出できるでしょう。
クリプトコリネは意外と葉数が多くなりボリューム増えるので、植える時はあまり間隔を詰めすぎず葉と葉の先が軽く交差する程度の間隔で植えると良いでしょう。

クリプトコリネの大きさを小さく抑えたいなら余分な葉を外側の葉からトリミングしたり、根元の周りにカッターの刃を入れて伸び過ぎた根を切るのも有効です。

増え方は根元から子株を生やすので、一度増え始めるとぱっと見大量の葉を付けた様に見えるため、かなりボリュームのある姿になりますよ。
子株は引き抜かないと上手く分解出来ないので、あまりキツキツになってきたら上直しも必要になります。

植え替えると葉が溶けますが、根は生きているので時間が経てば次々と葉を出して直ぐに元の姿に戻りますよ。