クロスファクター スラッガージグのインプレ |激安でも青物が釣れるメタルジグ、釣果 | す〜さんの釣行記&釣り情報・時々AQUA

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神奈川県で色々な釣りをしながら、熱帯魚やサンゴ、ウズラ、烏骨鶏と暮らしています。
海釣り全般にルアー、ジギング、ショアジギングからバス釣りまで様々な海釣りに挑戦中。
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スラッガージグはクロスファクターが製造する激安メタルジグで、28gで1つ150円と超激安価格のメタルジグながら、菱型のボディでアクションが良く、ワカシ/ツバスやイナダ/ハマチ、サバといった小型の青物が良く釣れる。フックと塗装強度が弱いのが難点ですが、安価なのでショアジギング初心者や、根掛かりが多いポイントの攻略では使い捨てと割り切った使用もできますよ。フックも付属しているので、ダイソージグを除けばメタルジグの中でもコスパは非常に高い。
今回は激安ジグことスラッガージグの特徴と使い方を紹介します。


スラッガージグの特徴
クロスファクターのスラッガージグはリアにトリプルフックが付属していますが、アシストフックは付いていないため、必要な人は別途購入する必要があります。

リーズナブルな価格
スラッガージグはとにかく激安でコスパの高さが最大の魅力。根掛かりでロストしても気にならないのが魅力です。ライトショアジギング入門や初めて行くポイント、根掛かりしやすい岩礁帯、砂で塗装が削れるなどで活躍しますね。
ベテランでも根掛かりが多いポイントや砂利浜など、メタルジグが直ぐにボロボロになってしまうような、使い捨てになる釣り場でのショアジギングや、初めて行くポイントのボトムをサーチするパイロットジグとして重宝します。

磯やサーフだと高価なジグでも1日使うと塗装が剥がれてしまう事も多いので、安いジグを使い倒すのがコスパ的には良いですね。あまり釣れない時は高価なジグで、普通に釣れる時はスラッガージグで充分です。
サゴシやタチウオのように歯が鋭くラインブレイクしやすい魚にもおすすめです。


普通に釣れる
スラッガージグは安いだけでなく、アクションも非常に良い。扁平な左右対称の菱形ボディーにより、ジャークによるスライドアクション、振り子の様にヒラヒラとしたフォール、高速リトリーブ・ただ巻きでのロールスイミングと、センターバランスのメタルジグらしく、汎用性の高いアクションをしてくれます。
ジグパラショートと比べるとキレは劣りモッサリ感はありますが、塗装が健在なうちは特に釣果が気になる程劣る感じはしません。あと、ジグパラより少し引き抵抗はありますね。


塗装は弱い
スラッガージグの塗装は非常に弱く、特にシルバーの下地塗装の上に着色されているブルーやピンクのカラー塗装は直ぐに剥げ落ちてしまう。砂浜、磯で使用すると1回の釣行でボロボロになってしまう。魚も10匹も釣ると塗装のハゲが目立ちます。下地に塗装されているシルバーの塗装はまあまあ持つので、シルバーのジグとして使い続ける事はできますよ。
ウレタンにドブ漬けする人もいますが、ウレタンドブ漬けと追加でアシストフックも付けるなら、コストと手間に見合うかは良く考えたい。
スラッガージグにあれこれ手を加えるなら、直ぐ使いたい人はジグパラショートを購入した方が良いかも。


フック強度も弱い
激安ジグの宿命なのかフックの強度は弱く40cm以上の魚を釣ると段々と曲がってきます。急にポキッと折れてしまう事もあるので、良型の魚を釣るなら付属のトレブルフックは外すか交換しましょう。
アシストフックも付けた方が良いですし、アシストフックを付けるならリアフックはなくても大丈夫。根掛かりしやすいポイントなら外しておきましょう。


スラッガージグの使い方
青物狙いでスラッガージグを使うなら、別途アシストフックを取り付けよう。アシストフックを取り付けるためにスプリットリングとソリッドリングが必要。リアフックまで良い物に交換すると意外とコストが掛かりますね。筆者は手っ取り早くリーダーを結んだスナップにアシストフックをセッティングしてスラッガージグを取り付ける事もあります。
アシストフックを付けるなら、ジャークアクションで時々エビるのでリアフックは外しても構わない。特に磯なら根掛かりも減りますからね。

ちなみに、28gのスラッガージグ・150円にアシストフック、スプリットリング、ソリッドリングを取り付けると、ジグの価格と合わせて300円くらいの価格になる。これでも安いし、余ってるフックを活用できれば尚安くチューンナップできる。
塗装が弱いのは我慢して使い捨てるか、ハゲたら市販のホロシートなどを貼り付けて、オリジナルカラーにリメイクして再度使っても良いですね。


アクションは巻いて良し、フォール良し、シャクって良しと、万能に使うことが出来て、ワカシ/ツバス、サバなら釣果も不満なし。
ジャークアクションは重ったるい感じかするが、アクション自体が悪いわけではなく、普通にテンポよくシャクっていると小型の青物がよく釣れる。
飛距離も遜色なく、PE1号で28gのスラッガージグをキャストすると平均65mくらいは飛ぶ。

ちなみに、スラッガージグは表記されている重量と実際の自重に差がある場合があり、1〜2g軽い個体が混じっている。たぶん重い事もあるかも。


ジグパラショートでも良い
正直、総合的に評価すると初心者におすすめするならジグパラショートの方が塗装とフックの品質もよいし、早い動きのアクションも良い、アシストフック、スプリットリング、ソリッドリングも付属している、塗装強度もスラッガージグと比べるとかなり強い。

スラッガージグはやはり価格第一のメタルジグで、ジグパラショートより400円安いので、使い倒す・根掛かりする前提の場所で使うたくらいの感覚で使うのが一番だと思います。
ちなみにSLJ・スーパーライトジギング船の船宿でアシストフックを取り付けてたスラッガージグが400円で売られてるのを見た事がある




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