2012 12 30

暮れも押し迫っている。来年から本格的にこじき生活を研究したいと思っている。

彼らは携帯電話もテレビも持っていないが、ポータブルラジオは持っている人が多い。だいたい聞いているのは民間放送で、懐メロが流れている事が多い。

私は昭和三十一年生まれなので、あまり古い歌はなじみがないがそれでも銀座カンカン娘と江利チエミの歌くらいだったら少しは知っている。ただし高峰秀子は知っているが歌っているのは知らない世代である。

こじきだから夏はクーラーも暖房もない生活を覚悟しなければならない。

今時こじきと言われてもピンと来ない人がいると思うが、今で言う所のホームレスみたいな物だと思ってくれたらいい。ただし彼らの基本は恵んでもらうというスタンスであるのは、かなり大きな開きがある。

ただし私の場合は外で暮らしたとしてもどうしても生活をしなければならないので、パソコンは必要である。

残念ながらそれが生活の収入源なので切り離して考える事は出来ない。

ただしそれにもルールがある。あまり人目につく所ではやってはいけないという事である。それは密かにやる事で収入を得る事が必要である。

最近寒くなって来た精か職業を紹介していない安定書の前はあまり人がいなくなった。それは少し寂しい事だが、そこはある意味いい場所だと思っている。

まさかそんな所でパソコンを触っている人がいるとは誰も思わないからだ。ただし年末は充電する所が閉まっているので、しばらく仕事はお休みにしている。

それは致し方ない事である。

そう言えば手配師というのだろうか。車が止まっていたが完全にシカトされていた。今時手配師なんて来られてもという事なのかも分からない。それならまだ今日を過ごせるシェルターを確保する事が必要である。しばらく止まっていた車は諦めてどこかに去ってしまった。手配師すら不況のどん底にいるのだろう。

誰が好き好んでこじき生活をするのだろうかと思うかも分からないが、それは実は将来の生き方にかかっているといってもいい。

今の仕事で仮にであるが一万五千円稼いだとしたら一日五百円生活が待っている。それで何が食べられるのだろうかと考えてみた。

とにかく小食にする必要があるのだ。朝はマックで100円のハンバーガーを一個買う。基本それに入っているケチャップは苦手なので外してもらう。

ただしフライドポテトを食べる時には出来たらケチャップはあった方がいいと思っている。それでも贅沢なのであまり食べないようにしている。

ハンバーガーは仕方がないとしても、ファーストフードは基本からダニよくないので食べないようにはしたい。

今日ほか弁でロースカツ丼を食べた。それは三百八十円で少し味が濃いかったが美味しくいただけた。出来たら半分ずつ食べて冷めたら安いスーパーでレンジを借りて温めて食べたらいいと思っている。

それくらいやらないと、とてもじゃないがこの寒い時期は乗り越えられないと思う。それを買ってしまったら残りは百十円しかない。

それだったらマックでハンバーガー一個買って食べたら終わりである。つまりそれを朝ご飯にして、弁当を昼と夜に分けて食べる必要がある。

大阪に暮らしていたらプールがあるのでジャグジーを利用したら、風呂には困らないと思っている。だからいつも清潔な格好を心がけたい。

そうしないと受付で胡散臭い目で見られそうである。本は図書館に行けば何とかなる。

漫画を読みたかったらいい古本屋を大国町の近くで見つけた。

そこは浪速図書館を利用する時にいつも立ち寄る所である。分厚いサンデーが五十円で売ってあった。コミックなら三冊で百円である。それだったら読んでしまったら一冊十円で買取ってくれる所を知っている。ただしサンデーはあまり買ってくれないのかも分からない。

一冊三十三円として賞味二十三円で読めると思ったら安い気がしている。

一応図書館のカードは持っているので普通のホームレスのようにカード無しで座って本を読んだり、椅子に寝ていたりする事はない。

浮いたお金は一応貯金をしたいと思っている。

普通は郵便局においてあるが、それは他の所に預けたらいいだろう。

信用金庫もいいかもしれない。

それはいざという時のお金である。来年からは本格的に外で暮らす人の事を研究したいと思っている。なじむ為にはあまり食べないようにする事が必要である。

それが今後の課題だ。

ホームレスとこじきは基本違う事が分かった。

こじきはかたいとも呼ばれており、物乞いをする人の事である。

ホームレスが仮にお恵みくださいと言ってリヤカーを引いていたらそれは立派なこじきになってしまう。

そんなホームレスはいないと思うが、もちろん彼らも生きるのに必死である。

炊き出しだってあるし、大丈夫だと思っているひとはあまりいないはずであると勝手に思っている。

年末になると大阪の公園で、恒例の炊き出しが一月十日まである事が分かった。一度くらい参加しみたい物だが、ずっと立って待っているのが辛いので、どうしようかと思っている。

三角公園をネグラにしていたら、一年のそう言う行事も自然と覚えるに違いない。

そこには街頭テレビもあるので、情報には事欠かないのではないかと思っている。それでもどんな番組を写しているのかはよく知らない。やはり年末は紅白をやるのだろうか。あまりテレビを見たい方ではないのでラジオで情報収集したいと思っている。

今年は小林幸子が落選した年でもある。そして急に景気が登り調子になって来ている。

もしかしたら年金も普通にもらえるのではないかと思うかも分からないが、私の勘ではそれは一時的な物だと思っている。

そんなに簡単に円高でいい傾向に行くはずがないではないか。

そう思いながらも実を言うとポジティブシンキングに考えたいと思っているひとりである。

まだまだ奥が深い景気の動向をこれからどう生き抜いて行くのかは深刻な問題である。

本当に困った物であると思う。

誰がここまで日本が落ちて行く事を予想しただろうか。

平成生まれの人はあまり恵まれた環境ではないと思うが、それも仕方のない事だ。

食べられるだけましなのかも分からないのはホームレスを見ていたらよく分かる。

外で暮らしていても炊き出しには頼らないというポリシーを持って生きている人も大勢いる。

そう言えばネットを見ていて書かれてあったが、図書館は確かに浮浪者が利用している事が多い。

それは暖をとる為でもあるし、夏場になると少しでもクーラーの効いている所で過ごす為の知恵だとも言える。

それでもどうして寝ているだけだと分かっているのに職員は何も言わないのだろうか。

中には堂々と寝ている人がいるのに、場所柄かもしれないが見て見ぬ振りをしている。

確かに住む所のない人にとって図書館は過ごしやすい空間だとは思う。それでも一般人が利用する事を考えたら、そのまま放置しておいていいのかと疑問を持つ事もある。

椅子は特に何も敷かないで座るのはやめた方がいいと書かれてあった。

出来るだけシートがあればそれを敷いて座るべきである。もちろん後ろにもたれるのもやめた方がいいらしい。

それくらい汚い環境に図書館は置かれているという事である。だってカードも何もない人が利用しているのだからある意味仕方がないのかも分からない。

出来たら入り口に係の者を置いて、カードの提示してもらうくらいの配慮はいるのではないだろうか。

だからと言って私は彼らを排除して欲しいと言っている訳ではない。それはある意味日本のあり方にも大きな問題があるからだ。彼らだって最初からそう言う生活をしたいと思っていた訳ではない。真面目に働いていたのに転落をした人も大勢いる。

堕ちたからといって、人様に迷惑をかけていいとは言えない。必要最低限のマナーを守って欲しいと思っている。だから今は寒いけどほとんどの公園に行けば水道もある訳だし、そこで身体を拭く程度の事はしっかりやって欲しいと思っている。

食べたら食べっぱなしにしている一般人も大勢いるが、はっきり言って彼らはカスだと思っている。

私はいつもいらないスーパーの袋を持って自転車で移動する事にしている。

最近煙草が妙に気になるので軍手を持ってそれを拾う事もある。出来るだけ快適な空間を保つ為である。

もちろん環境を少しでもきれいにしたいという気持ちの現れでもある。

人がそうしているから自分もやっている人がいる。それははっきり言ってあまりにポリシーがなさ過ぎるのではないだろうか。

人がいけない事をやっているからこそ、自分が率先してやらないように努めたいと常日頃から思っている。

私は基本今住んでいる町が嫌いだから多少汚してもいいと思った時期もあった。

それでも今住んでいる事を考えたら、やはりそれは自分の義務であると感じたから今実行している。

意味もなく地面に座って何か話している人の姿を見る事がある。それはある公園に行ったらよく見る風景である。

職にあぶれてどうしようもなくなった人の行く末なのだ。それが今の日本の現状なのである。

今は朝から一杯のコーヒーを普通に飲んでいるがもし外で生活をしたらどうなるのだろうか。それすらも出来なくなってしまうのだ。

マックのハンバーガーが今日の朝食だという事がないように頑張りたい気持ちは持ちながら、こじき的な生き方を研究したいと思っている。

写真を撮る時にはそれは細心の注意が必要である。誰でもそうだと思うが勝手に写真を撮られるのはあまりいい気持ちではないはずである。

ここに書かれてある事はまだほんの一握りである。

君や旅館という五百円で泊まれる場所がある。

そこの写真を見たが泊まる為にはかなり勇気がいりそうである。本当にただ横になって寝るだけであるし、布団の汚れも尋常ではない。

それを見ていたらかなり勇気がいる事がよく分かった。

それだったら五百円で見れる映画館の一番前の席で寝た方がましな気がする。映画は好きな方なのでそれを見た後に眠たくなったら目を閉じていたらいいだろう。もちろん横になれないのでそれは辛いと思うが、仕方がないと思う。しかしその技は障害者だから使えるものである。

それだったら一ヶ月に一万五千円程で泊まれるではないか。ただし映画は見ているので、どうにかして疲れを取る方法を考えなければならない。やはりポータブルラジオを買って聞いておきたいと思う。