こんにちは。

 

今日は、

ボディワーカーではなくて、

「始まり」を産み出す茜染師 まきこです。

 

 

 

自分で染めたものを、身にまとって過ごしたい。

そう思い続けて、数ヶ月。

 

 

まずはパンツが出来上がりました!

オーダーメイドで、ゼロからその方にだけ合うお洋服を作ってくださる

デザイナーの佐藤 昌美 (マサミ 佐藤)さんにつくっていただきました。

 

 

 

「誰にでも似合う服は、誰にも似合わないの!」

 

お話したときにふとでてきたその名言に

きゅん!として、昌美さんにオーダーしよう!と決めました。

 

 

 

茜染めした大判の布。

 

 

私はみなさんに好きなように使っていただきたい、と思っていたのですが、

私自身が、シーツやブランケットにしか使えていないんじゃ

なかなかイメージ湧きにくいよね、ということで、

オーダーメイドでお仕立てしていただきました。

 

もっちろんシーツやブランケットも、

超オススメなのです!

 

 

 

 

パンツ、トップス、ワンピース、とつくっていただきますが、

まずは、パンツです。

 

 

 

この生地、100%シルクの富士シルクっていう名前の生地で、

シャツにしたら気持ち良いだろうなぁって思っていたんだけど、

なんとまさかのパンツにしたら?のご提案。

 

 

 

これがまた、びっくりするくらい気持ちがいいんです!

色の美しさだけじゃなくて、デザインや着心地だけじゃなくて、

茜の薬効を、身に付けることで取り入れることも大切にしたかった。

だって、それが「服用」の語源だと知ってしまったから。

お薬を飲むことが「服用」と今は使っているけれど、

 

 

「「服用」ということばの語源は、

衣服に染み込ませた滋養を皮膚から取り入れて養生したこと」

 

(こちらの私の茜染めの先生 竹中光麗さんの記事から引用させていただきました。

https://ameblo.jp/coreytakenaka/entry-12324915945.html

 

 

 

 

 

そしたら、ポリエステルなどの裏地もつけたくない。

 

でも、、

私の気分は、

ふわふわナチュラル楽チン!っていう感じのじゃなくて、

ちょっとしたレストランやお出かけにも着ていけるものがいい!

でも、ちゃんと気持ちが良くて、染物の良さも堪能できるもの。

 

 

とオーダーしました。

 

 

 

それがどれだけデザイナーの方にとって工夫が必要になることなのか

私は知る由もなかったのだけれど。。

 

 

 

初めは、チャックをつけて、ポケットはこの位置にしよう、

という相談があったのですが、

完成品を見たら!!!!

もうびっくりです。

 

 

 

 

チャックもポケットの位置も変わっていたのだけれど、

着た時にガバガバしないように、すっきりと見えるように、

ラインが綺麗にでるように、

いろんな理由で一番良き形にしていただきました。

 

 

これ、ゴムなんですよ。ウエスト。

でも、腰回りはしっかりとしていて、

とにかく、縫製がすばらしくて、

縫い目が美しすぎる!!!!!!!!!

 

 

だから、

めっちゃくちゃお肌に触れる感じが気持ち良いのに、

見た目にも美しいラインが実現しているのです!!!

 

やっぱりプロフェッショナルです。

 

 

 

一枚の大きな布が、

昌美さんに手渡された瞬間、

期待に胸膨らませて輝きだしたのを感じました。

布の魂が目覚めたような。

 

 

そして、出来上がりを見た時に、

気品を漂わせた美しく凛とした佇まいでこちらを見ているようで、

女王様となってお披露目されたみたいな、

私にはそう感じたんです。

 

ちゃんと、この生地のもっているものが最大限引き出されて

覚醒したみたいでした。

 

そのものを活かしてくれた。

 

 

もし、

茜染めの服が欲しい!

と思うのならば、私は断然、染めた布から仕立ててもらうのをオススメします。

 

出来上がっているものを染めるのは、

やっぱりなかなか綺麗に染めるのは難しいと思うし、

丁寧にしても、お湯や水につけては絞って、とやるので

どうしても傷んでしまう。

 

仕立ててからのお洗濯はもちろん気も遣いますが

個人のクリーニング屋さんに持っていけば、

手洗いののち、アイロンだけかけてくれることもできます。

色落ちして馴染んでいくのも、また私は楽しみたいところ。

 

 

布からオーダーして作っていただきたいときは、

昌美さんのもとへぜひご相談を〜〜^^

https://ameblo.jp/arearearere115/

 

大判の布は、

私が染めたい!!と思うものしか染めませんが、

こんな布で染めたものが欲しい、というご希望があれば、

私がそのために選んだものから、相談して染めます。

https://www.salonsaya-therapy.com/akane

こちらのサイトからお問い合わせくださいね^^

 

サヤakane   「始まり」を産み出す茜染師 木村まきこ