技術のできないマネージャー at名古屋の後編です。

 リンク前回はコチラ

こんにちは。
98%のリピート率を出す仕組み作りをサポート!
健康美容コンサルタント、
ライフ・プロデューサー 服部雅代です。

私は、いつも仮説を立てて、それを実証する方法を取ります。

売上が上がらないのはなぜ?

まず変えたのは、オペレーション。

オペレーションで売上が左右されるといっても過言ではない。

導線も何度も確認し、他にもいろいろ挑戦していきました。

机上論と実践のぶつかり合い、みたいでした。

 

スタッフは文句だらけ。言い訳だらけ。要望だらけ(笑)

でもその言い訳を1つ1つシラミ潰しみたいに、消していく。

「ほら、できたじゃん♪」

「あ、あかんかったね。じゃ、こうしよう♪」

その繰り返し。

 

少し慣れて、スタッフも心を開いてきたかな、そんな矢先にある事件が起こります。

ある日スタッフより「鍵付きのロッカーを購入してください」と要望が。

理由を聞けば、スタッフルームで現金が盗まれた、と。

聞けば以前にも合ったようで、泣き寝入りしたスタッフもいました。

 

「誰も疑いたくないから、鍵付きのロッカーを」と言われ、

それもそうだと思って、中古のロッカーを探し始めたものの、引っかかることが。

 

この目的はなんだ?

 

そもそも、スタッフ=同志・仲間を困らせるなんて、神経腐ってないか?

目的は何にせよ、倫理に反してないか?

お店をする上で間違ってはいけないことは、「相手を思いやる心」じゃないか、と。

 

そして「腐ったリンゴは捨てなければならない」と思ったのです。

私が取った行動は。

 

 

 

閉店する。でした。

 

犯人捜しをしたところで解決するのだろうか?

折しも、結婚退社したいスタッフが数名いて、

打てる手は打っていたけれど、このままスタッフが減り続けて維持していけるのか?

シミレーションと共に、会長・社長に談判しました。

そして就任してわずか5か月後に閉店したのでした。

 

 

閉店する1か月前まではスタッフに内緒でした。

就労規定があるためで、閉店までの間は本当に胃が痛かったです。

ただ、あるスタッフの

「服部さんがマネージャーで、閉店してもらえて良かった」

という言葉に救われました。

 

私は当時のスタッフに何か残せたのだろうか?

 

今もそんな思いがあり、

私の人生には、「スタッフが夢を描ける店づくり」が目標の1つになっているのです。