技術のできないマネージャー at名古屋の後編です。
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こんにちは。
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健康美容コンサルタント、
ライフ・プロデューサー 服部雅代です。
私は、いつも仮説を立てて、それを実証する方法を取ります。
売上が上がらないのはなぜ?
まず変えたのは、オペレーション。
オペレーションで売上が左右されるといっても過言ではない。
導線も何度も確認し、他にもいろいろ挑戦していきました。
机上論と実践のぶつかり合い、みたいでした。
スタッフは文句だらけ。言い訳だらけ。要望だらけ(笑)
でもその言い訳を1つ1つシラミ潰しみたいに、消していく。
「ほら、できたじゃん♪」
「あ、あかんかったね。じゃ、こうしよう♪」
その繰り返し。
少し慣れて、スタッフも心を開いてきたかな、そんな矢先にある事件が起こります。
ある日スタッフより「鍵付きのロッカーを購入してください」と要望が。
理由を聞けば、スタッフルームで現金が盗まれた、と。
聞けば以前にも合ったようで、泣き寝入りしたスタッフもいました。
「誰も疑いたくないから、鍵付きのロッカーを」と言われ、
それもそうだと思って、中古のロッカーを探し始めたものの、引っかかることが。
この目的はなんだ?
そもそも、スタッフ=同志・仲間を困らせるなんて、神経腐ってないか?
目的は何にせよ、倫理に反してないか?
お店をする上で間違ってはいけないことは、「相手を思いやる心」じゃないか、と。
そして「腐ったリンゴは捨てなければならない」と思ったのです。
私が取った行動は。
閉店する。でした。
犯人捜しをしたところで解決するのだろうか?
折しも、結婚退社したいスタッフが数名いて、
打てる手は打っていたけれど、このままスタッフが減り続けて維持していけるのか?
シミレーションと共に、会長・社長に談判しました。
そして就任してわずか5か月後に閉店したのでした。
閉店する1か月前まではスタッフに内緒でした。
就労規定があるためで、閉店までの間は本当に胃が痛かったです。
ただ、あるスタッフの
「服部さんがマネージャーで、閉店してもらえて良かった」
という言葉に救われました。
私は当時のスタッフに何か残せたのだろうか?
今もそんな思いがあり、
私の人生には、「スタッフが夢を描ける店づくり」が目標の1つになっているのです。