十日町は昨日から祭なのですが・・・。
諏訪様の八角神輿は渡御を行うものの、俄舞台の山車は運行中止、民謡流しもなし、各町内の神輿は各町内で決定するんだと思うけれども、この町内も参加している参結会の町内神輿は運行しないという決定・・・。
それもこれも、COVID-19の新規感染者が激増している中で勘案してのことだと思う。
夏前から増えてたけれども、今月に入ってからすごいもんね。
十日町市でも、それまで多くても30人前後だったのが、最近は60人前後から減らないし、昨日は81人とか・・・。
県から来る支援物資も日に日に増え、この町内にもどんどん来る。
まぁ、これだけ増えれば仕方のないことだし、まして無症状の人も多いだろうし、行動制限も撤廃されているのだから。
そんな中で、ちと迷っていることがある。
美容組合では10月にトップマスターズモードの県発表会と、11月に美容競技会の全国大会が群馬で開催される。
全国大会の申し込みは今月末までに県に報告してくれということで依頼されているのだ。
そんな折、お隣の南魚の支部長から電話が来た。
「パオ先生、全国大会どうします?」
と・・・。
「いや~、この状況だから迷ってるんだよね~」
というと、
「私たち6名くらい参加するというので、GoToキャンペーン使って泊りで行くことにしたので、十日町さんもどうかと思って・・・」
まぁ行動制限出てないし、それが悪いというつもりはないけれども・・・。
理容・美容問わず、この業種でも家族が感染して、濃厚接触者となった店がしばらく営業できなかったというケースもちらほらと伝え聞く。
どのお店も中等症や重症となったということは聞かないけれども、営業できなかったということは一緒。
先日美容組合の新聞配ってきたけど、全国大会とトップマスターズの開催の情報が掲載されてはいる。
それを見て申し込みしてくれる人がいたら対応しようと思っているけど、敢えて声をかけて募集することに躊躇しているのだ。
まぁさぁ、新聞なんて見ない人が多いから、追って募集して参加者を募ったことは過去あったけれども・・・。
誘った方がもしも感染して、しばらく営業停止にでもなったら後味が悪い。
先月も仲間の定例会を計画していたけれども、そのうちの一人の家族がCOVID-19感染。
本人参加しないからとは言ったけど、結局中止にしたのだ。
そんな話を南魚の支部長にしたら、
「え?、申し込み今月いっぱいだよ?」
んなこたぁわかってるよ。
「それにさぁ、もう泊まりは無理だな」
「え~?!、何で?」
「いや、日帰りだったらまだしも、お袋ひとり残していくのがちょっと・・・」
「そんなんお姉さんの家に預けるとか、デイサービスだってあるじゃん」
数か月前も姉が気を利かせて、家に泊めてくれたことがあったけど、
「もうこれが最後にしたい」
と言うのだ。
まだ一人で風呂にも入れるけれども、勝手が違ったり気ぃ遣ったりが辛苦なんだろう。
風呂一人で入ることができなくなったら相談しなきゃいけなくなると思うんだけれども、まだ今の段階で包括支援センターなんかに相談して、医者に行って診断なんて言ったら怒るか落ち込むか・・・。
この夏はとうとう一人で買い物に行かなかったもんね。
途中で変になって倒れてでもしたら・・・、なんて不安があるみたい。
長年してきた料理もかなり忘れてしまったなんて状態を見たら、やっぱり泊りで家空けるなんて心配だ・・・。
火の消し忘れだってさぁ。
守秘義務があるからあまり言えないけれども、ここのところ毎日町内の家庭に、県からのCOVID-19の支援物資が複数届いている。
多くは子供のいる家庭だけれども、山奥に住んでいる知人も感染したようだ。
自分では本当に飲みにも出てないし、外食でラーメン食べに行くくらいで我慢しているんだけれども、他人って気にしないで泊まりなんてビックリ!。
そりゃお盆のあの大移動を見たら、自分たちだって宿泊して何が悪いと言われそうだけどもさ・・・。
組合のイベントも会議ばかりで、何年も懇親会の旅行もしてないけど・・・。
私は今この決断できないな。
私は一応役員だから行かないわけにはいかないような気がするから、私ひとりだけ日帰りで申し込んどこうかな?。
春先にCOVID-19の新規感染者もだいぶ減ったけれども、それから急激に増加の一途を辿っている現在。
全国大会を新潟で開催した際、群馬県からも大勢参加して協力していただいたことは重々承知している。
お返ししたい気持ちはあるが、残念ながらタイミング悪すぎ・・・。