ようやく全国梅雨に入ったということですが・・・。
もっと前から梅雨だったよね?・・・。
空が晴れ上がるなんてことは少なくて、なんだかどんよりとしてたもん。
まぁ、いろいろな要素があって入梅という判断になるんだろうけれどもね。
さて・・・
我が家の農園も徐々に作物が生り始めして・・・。
今年は茄子とピーマンも今のところ順調。
なんたって今年は肥料やってるからね~。
・・・今まで元肥のみで追肥しなかったけれども、茄子は結構肥料食いなんだとか。
農家さんが丁寧にYouTubeで解説してくれるから。
実はまだついてないけれども、キュウリはだんだん獲れ始めてきました。
今日4本獲れて、今シーズン6本目~。
キュウリ獲ったところからは
雫がぽたぽた。
数十秒に1滴くらい落ちて来るけど、この勢いで水吸い上げてるんだもんね~!。
もちろんこの実だけじゃなく、生ってる実に同じように水届けてるんだから・・・。
この水を蓄えてるんだから、大きくなるのが早いわけだ。
そんなことをこの歳になって初めて実感しているわけだけれども・・・。
今朝のニュースで、ちと引っかかることがありまして。
茨城の農業高校で生徒が育てて収穫した農作物を、対外販売せずに無償配布にしろと、県知事が全県の高校に通達したとか。
この措置を取った経緯は、当該高校で販売した牛乳に雑菌が混入していたため、トラブルとなった事例があったのだそう。
各学校での農産物の売り上げは県に納めることになっていて、その後、各学校の農場の運営に使われていたそうなのだけれども、知事は「農業関係高校のあり方を検討し、販売によって得た収入に頼らなければならないような学校運営を変える」と言っておるそうだ・・・。
まぁ、よくよく発言の内容を見てみると、生徒が努力して作物を販売しなければ成り立たないような学校経営をさせるのは県としてもどうかと思うので、しっかりとした補助金を充てる・・・と言っているようにも聞こえるけれども。
反面、問題は有償か無償かではなく、牛乳に雑菌が混入した経緯なんじゃないの?。
生徒からすれば、暑い中畑仕事をして獲れた作物を一般の方に販売して、喜んでもらえるということは励みになっているはず。
無償だったらもっと喜ぶかもしれないけれども、申し訳ないという気持ちだって出て来るよね?。
だって「対価」だもん。
この辺でも総合高校の農業科の生徒が、夏休みの最中でもリヤカー引いて作物の移動販売なんかしているけど、そうして地域の方たちとの関わりを持つこともいい経験だと思う。
一方で・・・、今現在はこれから学校で投資や財テクの授業を始めようという時世でもある。
「学生の内からお金稼ぐことを考えるなんて」
と考える年配者が大勢いらっしゃると思うのだけれども、今や社会に出ても非正規雇用が多く、年功序列で歳を重ねるごとに給料が上がっていくなんて時代じゃない。
自分が高齢になった際、生活資金に困らぬように若いうちから財テクを教えようと考えているんだろうと思うけど・・・。
そんな時代に、無償で作物を配れなんてねぇ・・・。
作物を作るにあたり、生徒が出資したわけではないから、販売した分生徒に還元しろとは思わないけれども、販売した売り上げは県内の学校運営に当てるのではなく、その学校の売り上げとしてその学校が活用したっていいんじゃないかなぁ?。
食料自給率も低い日本で、農業に興味を持つ若者をもっと大事にしていいと思うぞ?。
そして、若い柔らかい頭で考えれば、農業で食べていくことができるようなシステムを作り出すかもしれない。
作物を作ることとそれをどう販売して売り上げを上げるか?。
これは切り離して考えるべきことじゃないと思うけど・・・。
自分も含めて、今の時代の認識と「ずれ」が出来てきていることは確かだな。