東北地方を大地震と大津波が襲ってから１０日が過ぎました。
問題はまだまだ山積みですが、地域の子供たちが次第に活躍し始めているようです。
救援物資搬入の手伝い、掃除、高齢者の話し相手・・・。
それらを生徒たちが自発的に始めているようです。
中越地震の時の避難所でも同じことが起こっていました。
子供だと思ってても実はもうそうではないんですね。
あの時も、避難所が大分落ち着いたとき、群馬から高校生の女の子達がやってきて、小さい子供たちの遊び相手に来てくれました。
小さい子供たちは余震に怯え、心も不安定になり、地震の起きた瞬間にいた自分の家には入りたがらなかったそう・・・。
家の片づけをしたい大人たちは避難所に子供だけ置いていくわけにもいかないし、かといって家に連れて行っても怖がって近づかない・・・。
なかなか片付けもできませんでした。
そんな子供たちが高校生のお姉さんたちと遊んだら、嘘のように家に入ることも嫌がらなくなったという話です。
「ＰＴＳＤ」とか「トラウマ」とか言いますが、心の中の不安をどうしたら取り除けるかというのは、きっと論理的なことを並べてもわからないのかもしれません。
小さい子供には理解できないしね。
被災地にいて一番イヤだったのが、テレビに出ている学者かなんかが言う
「今後何週間の間に震度×クラスの地震が起こる可能性は○○パーセント・・・。」という情報・・・。
以後も気をつけてほしいということなんだろうけど・・・。
不安を掻き立てる以外の何ものでもないと思ったものです。
さて・・・
地震発生以来ショッキングな映像を目にし、被災地にいらっしゃる方はなかなか食べ物を口にすることができないという話を耳にすると、なかなかラーメンの情報をアップすることができませんでした。
世の中いろんなイベントが自粛ムードでおりますが、いつまでも自粛をしていたら立ち上がるための元気が出なくなっちゃうという方もいらっしゃいます。
・・・確かにそうかも。
義援金ももちろん大事。
でもお金が回らないとバックアップする体力も落ちちゃいます。
なのでブログも少しずつ通常営業に戻していきましょう。
今回は新潟市。
先週の月曜日に新潟で勉強会をしたときにお昼を食べに・・・
「だるまや 女池店」に向かいました。
だるまやは多店舗展開しているんだと思うけど・・・。
「だるまやグループ」があるのですが、どのお店がだるまやグループなのか・・・、私にはまだわかりません。
以前「武吉兆」というお店を紹介しましたが（現在は移転しているそうです）、「チャーシューや武蔵」、「吉相」、「一兆」などは確かだるまやグループだったと思います。
それ以外にもあるんだろうな・・・。
お昼休みの時間が少ないので、早速入りましょう。
店内はこんな感じです。
席はほぼ満杯。
待合で待っている間に
注文を伝えます。
客層は様々で、営業の外回りと思しき人や女性の親子連れ、中にはパソコンを持ち込んでいるビジネスマンも・・・。
ラーメン屋で仕事すんなよ～・・・と思いながら、「オレたちもモデルウィッグ持ってくりゃよかったかな？。」と・・・。
叩き出されるね・・・。
待つことしばし・・・。
「チャーシューラーメン」が運ばれてきました。
常連さんは「ダルチャー」と言っていました。
運んできたステンレスの受け皿ごと受け取ろうとしたら、その瞬間にチャーシューが１枚丼から受け皿に・・・。
「・・・あ・・・、少々お待ちください」
と言って
追加のチャーシューを持ってきてくれました。
床に落ちたわけじゃないからいいのに～・・・。
しかし・・・、海苔が豪快で全容が確認できませんね・・・。
ではまずスープを・・・。
魚介系の出汁がガツンと襲ってきます。
濁ってるからとんこつもあるのかな・・・？。
一緒に行った方は節粉（魚粉）だと言うけれど・・・、節粉の粉っぽさは感じません。
背脂も入っていますが、こってりしすぎという感じではないです（あっさりとは言いませんけど・・・）。
次に麺を・・・。
太さは普通のやや縮れ麺。
茹で加減もちょうどいいです。
このスープとベストマッチですね。
硬すぎず柔らかすぎず、絶妙です。
チャーシューは花びらチャーシューで、厚さはそんなにないけれど結構ボリューム大きいです。
柔らかく仕上げてあります。
県内でも有名なだけありますね。
トップクラスのお店でしょう。
「だるまや 女池店」の「チャーシューラーメン」、￥８３０でした。
コストパフォーマンス高いです。