ハンカチ王子・・・。
あれから4年経ったんですか~・・・。
早稲田実業と駒大苫小牧が戦った夏の甲子園決勝戦。
大会3連覇を狙う北海道代表の駒大苫小牧に対する早稲田実業。
引き分け再試合の2試合を駒大苫小牧は菊池と田中が、そして早実の斎藤は一人で投げ抜き、早実が駒大苫小牧の3連覇を阻止しました。
印象的だったのは・・・、勝った早実のエースの斎藤は涙をこぼし、負けた駒苫の田中は笑顔でベンチに下がっていったこと・・・。
次の春のプロ入りを表明し、その年のドラフト会議で東北楽天イーグルスが交渉権を獲得した駒苫のエース田中。
対する早実の斎藤は早稲田大学へと進学。
楽天の田中はプロでもその豪腕を振るい、斎藤は関東大学リーグで印象的な活躍をし、そして今年ドラフトへ・・・。
来年はプロのユニフォームを身にまとった斎藤祐樹の姿がどこかのグラウンドにあることと思います。
どこのグラウンドに立つことになるのやら・・・。
楽しみです。
さて・・・
寒くなったらラーメン・・・。
今回は地元・・・、と言っても最近ちょっと向かうことの少なくなった津南方面に向かいます。
市町村合併してから十日町市になりましたが、それまでは中里村と言っていました。
飯山線の駅では「田沢」駅が一番近いかな?。
「すすり家」さんです。
・・・昔は結構津南方面にも行ったんですけど、よっぽど向かわなくなったみたいだなぁ・・・。
このお店も昔からあったんだっけ?。
ちょっと記憶にない。
ラーメン雑誌で
「十日町で燕三条系ラーメンを出す店」として載っているから、ここはちょっとお邪魔してみようかと思ったしだいでした。
入り口を入ると左側に食券機。
醤油と塩と・・・、タンメン・味噌タンメン、そしてトマトスープ麺・・・てところ?。
燕三条系ということなので醤油にしましょう。
ところで、新幹線の駅が出来てから「燕三条」と言うようになり、全国的にも通用するようになりましたが、燕市と三条市はあまり仲がよろしくないということ・・・。
金属加工などはどちらも特産ではありますが、合併などおそらくしないでしょう(たぶんね・・・)。
そしてラーメンの様相ははっきりと違います。
「燕三条系」と先ほども書いたものの、太麺の背脂チャッチャ系は「燕系」でしょう。
「三条」は今「カレーラーメン」を一押ししています。
食券を持って店内の席に座ると、
水とともにステンレスのマグカップに盛られた長ネギ・・・?。
「お好きなだけどうぞ」ということだろう・・・。
食券を渡す際に
「背脂大丈夫ですか?」と聞かれ・・・。
「あ、大丈夫ですよ。普通でお願いします」とお願いしました。
で、程なくして
「チャーシューメン」登場。
・・・なんだけど・・・。
背脂少なくね?・・・。
燕系の特徴の玉ネギもなんだか申し訳程度・・・。
ステンカップに盛られたのと同じ長ネギも載っていました。
気を取り直してスープを・・・。
煮干の出汁が効いてていい感じです。
しょっぱさもいいと思うけど。
麺は
燕系を踏襲したような平打ち太縮れ麺。
これはコシがある。
燕系を食べたことない人からすると驚きだろうなぁ。
チャーシューは
脂身の少ない肉。
かなり軟らかいんです。
ホロホロと崩れちゃう。
きっと・・・、背脂も玉ネギも、この地方に合わせちゃったのかもしれませんね。
新潟県内では、各地のラーメンに驚くほどの違いがあります。
バラエティに富んでいるけど、それだけ地域のラーメンに対するこだわりも大きい。
逆に言えば、他の地域のラーメンを簡単に受け入れない気質なのかもしれません。
それが、魚沼で燕系のラーメンを出し始めたら、店と客との綱引きで背脂の量やネギの種類がこの辺に落ち着いちゃったのかもしれませんね。
「すすり家」さんの「チャーシューメン」、¥850でした。