2013年3月27日16時39分、私の妹が長男を出産致しました。
体重3,344g、身長49cmのスマートな男の子です。名前は向井詞音（しおん）君。
現在里帰り出産で実家に滞在している間に、実家に住んでいる妹の出産に立ち会う事が出来ました。

入院後16時間の陣痛、トータルで22時間を超える陣痛の末、ようやく私達の目の前に誕生してくれました。分娩室脇では、私の母親、母の親友、私と私の娘という大人数に見守られて登場してくれた詞音君。優しくかん高い産声を聞いた時には家族全員感動と安堵の息で包まれました。長い間立ち会っていた義弟も本当にお疲れの様子でした。

長い出産劇を間近で見て、改めて自分自身の出産を振り返る貴重な機会に恵まれました。

妹の出産は私の出産とは全く異なる形で進んだお産でした。予定日11日前の出産で、微弱陣痛が長時間続き最後は陣痛促進剤を使っての出産になりました。

妹の出産を間近で見ていて、お産とは母親、赤ちゃん、そして父親の3人が息を揃えて初めて物事が進むものなんだとつくづく感じました。生まれてくる過程に既にその家庭の輪（チームワーク）ができている。3人の個性が合う形で迎える事が出来る、そんなふうに感じました。

私自身のお産も同じで、上海から主人が日本に滞在している間になんとしても生まれて欲しく、強い思いで言い聞かせをし、一番ベストな形で勢い良く生まれて来てくれたのが私の娘でした。大きな子で育てやすくマイナートラブルもなく退院でき、お産がとても良い思い出で終わったのは家族3人の息がうまく合ったからだと思っています。
また、上海で100名を超える出産経験者のママさんからたくさんのアドバイスを頂いたことも、お産に対して冷静に望む事が出来た、大きな影響を与えてくれたものだと実感致しました。

同級生の詞音君。本当におめでとう！お母さん、お父さん本当によく頑張りました！

私の人生において妹の出産に立ち会うという大変貴重な機会に恵まれた事、これからの人生の糧にして行きたいと思っています。

甥っ子誕生！