本日ご紹介する料理は
じゃが芋のピザ仕立てです。
これは、幼稚園の園長から『子供達が喜びそうな料理を教えてくれませんか?』と、数年前に依頼された時に思いついた料理です。大勢の園児達と一緒にワイワイガヤガヤと、楽しみながら作った事が、今では良い思い出です。
レシピは子供達が食べやすいようにトマトケチャップを使っています。
『作ってみようかな?』と言う方は、市販のピザソースを使って、トッピングも自由にアレンジして貰えると嬉しいです。
材料(2人前)
じゃが芋(中) 2個 せん切りにして、ボウルに入れる。
(注意)じゃが芋を水に晒さない事!!
人参 少々 ピーラーで薄切りにする。
プチトマト 2個 横に輪切り。
ピーマン 1個 種を取り除いて輪切り。
ベーコン 1枚分 角切り。
溶けるチーズ 50g
キャノーラ油 適量
ケチャップ 適量
作り方
1、じゃが芋が入ったボウルに人参も加えて良く混ぜて置く。
2、フライパンにキャノーラ油を熱し、人参入りのじゃが芋を丸く広げて弱火で焼く。
3、じゃが芋が透き通って来たらケチャップを絞り、溶けるチーズとベーコンをのせる。
4、その上にプチトマトとピーマンの輪切りを散らし、フタをしてチーズが溶けるまで弱火で蒸し焼きにする。
じゃが芋のせん切りを焼いてピザの生地にしている訳だけど、これは≪ポム・ド・テル ガレット≫と言って、フランス料理の≪ガルニテュール≫に良く使われる一品です。。。。。と書いても解らない人が多いと思うので、今回はフランス料理の料理用語解説の講座を・・・・・!(^^; 少し長くなるので、興味が無いという方はスルーして頂けると幸いです。
先ずは、≪ポーム・ドゥ・テール ガレット≫について
≪ポーム・ドゥ・テール/pomme de terre≫とはジャガイモの事を指しますが、直訳すると「土の中のリンゴ」となります。
次は、≪ガレット≫について
≪ガレット/galette≫とは、元々は円形のお菓子を指す言葉だったらしいけど、今では円形に整えた料理の事を指す場合が多いようです。それから、一つの料理を表す言葉ではないようです。
例としては、≪そば粉のクレープ/galette≫や≪ブリニ/blinis≫などです。
『ブリニって何の事?』と、新たな疑問が浮かんだ人もいると思うので、簡単に説明したいと思います。
≪ブリニ≫とは、そば粉と小麦粉を混ぜて薄く焼いたパンケーキの事です。
元々はロシア料理で、オードブルのキャビアやイクラなどにサワークリームと一緒に添えたりします。
次に、≪ガルニテュール≫について
≪ガルニテュール/garniture≫とは、肉や魚の料理に添えられる付け合わせ料理の事を指す言葉です。例としては、肉料理等に添えられている≪フライ ド ポテト/pommes do terre frites≫などを指します。
本日の講座は、これにて終了です!
最後まで読んでくれた方々に感謝します。
ありがとうございました。m(_ _)m
では、この辺で・・・
次回の更新をお楽しみに~♪(^▽^)/~