しょうがっこう、いかな〜い
ぴょんぴょん(放課後等デイサービス)、いく〜
なんて朝から言っているモチャさんに
"ねぇ、今日は、入学式で、ちゃんとお返事できて、先生のことをきけたら、ポテト食べにいこうか?"
と言い、喜ぶモチャさんの手を引きながら、学校へと向かいました
普通クラスに着くと、モチャさんには1番後ろの席が用意されていました。
弱視のモチャさんには黒板が遠いかもしれませんが、出入りはし易そうです。
モチャさんは、皆さんにご挨拶をしながらもキョロキョロ
そして、キョロキョロしている隙に、私はモチャさんを席に1人おき、
"任せて下さい。大丈夫ですよ"
と言ってくださった支援員さんに委ねて、ささっと体育館へ移動しました。
前日の打ち合わせでは、
"六年生のお姉さんが手を引きますが、ダメな時は私が手を引いて入場します"と支援学級の担任からは聞いていたのですが、
な、なんと、モチャさんは、一人で堂々と入場してきて、1番前の席にちゃんと座れました。
名前を呼ばれると、返事をしながら立ち、他の子達と一緒に式を過ごし、しかも先頭で退場していきました。
校長先生は、カエルのパペット片手に、元気玉を送るからね!と言い、生徒たちに向かってシャボン玉を吹かせて下さるし、
"ちゃんとできていて感動しました"って、
支援学級の担任の先生は涙目で私に話しかけて下さるし、
前日には断固として拒否していたトイレでも、支援員の先生と早速💩をして出てくるし、
マスクだって、ちゃんと付けられた。
団体行動できた。
先生方の視線が温かい。
などなど…
私、もう、感動と校長先生の元気玉のお陰で?、涙がポロポロでてきてしまいました。
式の後は、
学校側から、小さいモチャさんのためにトイレ用の踏み台を作りますっ言われて、
これまで、教育委員会や先生方と何度も打ち合わせをしてきたことは、無駄では無かったんだって思いました。
前任の先生は転勤してしまわれたけれど、ちゃんと引き継いでいただけていたんですね。
子供や就学に関わって下さった方々、先生方のことをもっと信頼するべきなのだと、私自身は反省させられました。
1人でパニクッて、すみませんでした。
夜は、私もモチャさんも大好きなお肉!でしめくくり。
これから、一緒に頑張ろうね