今日は、久しぶりにホースセラピーに行きました。
アメリカで前回普通の大きな馬に乗った後だったからか、ポニーに乗るのは楽勝だったみたい
と言ってもノー!
と言って下りてくれませんでした。
そこで出会った小学生の女の子との会話です。
(長文です)
女の子:(モジモジしながら)
◯ね、障がい者の人達のさんさんプラザってところで水泳習ってるんだよ
私:
え?そうなの?嬉しい!モチャちゃんも、そこでスイミング習ってるんだよ
女の子: (疑いの目で見ながら)
え?何で?
でもね、そこは、清水ってところだよ。
私:
うん。そうでしょ。モチャちゃんも一緒のところに行ってるよ。オモチャも置いてあるところでしょ?
女の子:
え!?
でもね、そこは障がいがある人が行くんだよ。
私:
そうだよ。
モチャちゃんも一緒だよ。
女の子:
え??
私:
モチャちゃんはね、ダウン症って言って、しゃべるのが遅かったり、歩けるようになるのに時間がかかったりするから、そこのスイミングに行ってるんだよ。
女の子:(嬉しそうな表情をした後)
私はね、できることと苦手な事の差が大きいの
私:
そうなの?
何が苦手?
女の子:
うーん。わかんない。
私:
じゃあ何が好き?
女の子:(ニコニコしながら)
水泳とかダンスとか
私:
凄いね!
女の子:
最初はね、◯ナミってところに行ってたんだけど、先生がお顔をつけられるようになったらゴーグルかけていいって言ってたけど、◯はお水が嫌いだったからゴーグルかけられなかったの。
でもね、さんさんプラザの先生は、ゴーグルかけられたら、お水にお顔つけて良いって言ったから、◯はね、お水の中を見ることができるようになったんだよ。
私:
凄いね!
モチャちゃんはね、まだゴーグルも帽子もつけてくれないんだよ。
女の子:
えー。
ゴーグルつけて見ると、お水の中はキラキラしてて綺麗なのに…
この会話をしながら、この女の子が色々なことを考えているんだと感じて、とても可愛くて仕方なくなり、抱き締めたい気持ちになりました。
突然、初めて会った私にカミングアウトしてくれて、とても嬉しかったのです。
そして、彼女が綺麗と感じたキラキラした水の中も、彼女だから見えたもの。
影を見て嬉しそうに興奮するモチャさんと重なる部分があり、私が持っていない素敵な感性が羨ましくも思えました。
彼女は自分のことをどう思っているのでしょうか?
モチャさんの面倒を見てくれて、優しくて。
もっともっとお話したかった。
ホースセラピーや水泳を始めてから、椅子にジッと座っていられる時間が長くなったと、その女の子のお母様が嬉しそうに話して下さいました。
なんだろう。
ただただ素敵だなぁ
って思いました。