鹿児島に住む友人が、これは自分の友人の家族が書いた本で、きっとあなたが持っていた方がいいと思うと言い、この本を送ってくれました。

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双子のお兄さんは自閉症、そして一緒にアメリカで育った妹が10歳になった時に書いたものなんです。

現在この家族は、自閉症のための施設を頼り、米国マサチューセッツ州に住んでいます。そして私もボストンの大学を卒業していますので、同じマサチューセッツ繋がりの上に出身も同じ鹿児島です

なにかご縁を感じるな~

障害者の親が書いた本は多々ありますが、双子の兄妹の子供が書いた本はなかなかありませんよね?

この妹の、子供らしくもありつつ家族愛に溢れた言葉に感動しました。

解説、あとがきの部分は、ダウン症児の兄弟にも当てはまることのような気がします。

私はモチャにきょうだいが欲しいのですが、主人が反対なので関係無いといえば関係無いことなのかもしれませんけど、モチャには従兄弟もいますし、周りにきょうだい児のことで悩んでいる方々もいるので、この本を監修された専門家の意見を少し紹介したいと思います。

親ができること

きょうだい児は、”できて当たり前ではない”ことを心の底から理解する。

一緒に楽しむ方法を、きょうだい児に教える。

きょうだい児の安全な場所を確保する。

きょうだい児は”親代わりではない”ことを十分理解し、きょうだい児がその年齢にふさわしい生活を送れるようにする。

きょうだい児の話に耳を傾け、協力してくれることに対しては、多大なる感謝と尊敬の念を示す。

きょうだい児とだけ過ごす”特別な時間”を定期的に作る。

家族全体の時間も大切にする。

このファミリーは、これらを実践してきたからこそ、妹さんがお兄さんを愛する存在として思えるようになったのかもしれません。

車の中で、自分の好きな音楽を聴かせてもらえないなどの愚痴も書いているところも、この妹さんの可愛い所でもあります。

そして親は、そうやって我慢している妹のこともよ~く見てあげているのでしょう。

私も未だに弟2人が大好きですが、やっぱり兄弟っていいものだな~っしみじみ思わされる本でした

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