川崎市宮前区の相続・遺言・家族信託・終活の相談室 雪渕行政書士事務所

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40代~の子供世代とその親に向けて、介護経験者が「エンディングノート、遺言、相続、成年後見、家族信託、介護等」終活の知恵袋を公開中。『もしもの時の備え』なら、雪渕行政書士事務所へ

相続・遺言・終活の行政書士 雪渕雄一です

 

電車での仕事帰り。

空いていたので、シルバーシートに座り、

と言っても地下鉄から乗り換えた乗車駅

から自宅最寄り駅までの二駅で

読んでいた文庫本にまつわる

私の”意識の流れ”の小話です。

 

現在、超話題になっている

1967年に発刊され、

ノーベル文学賞を受賞後、

長らく文庫本化が待ち望まれた

『百年の孤独』という小説。

私は全然知らなかったのですが、

とんでもない小説らしく、気になったので

近所の書店を回るも、どこも売り切れ。

ボリュームがあるし、市場に出回ってからで

いいかと、買い急ぐのをやめていたところ

近所の書店を何気に覗いてみたら、

なんと1冊だけ在庫がありました。

どれだけ売れているのだろうかと

最終ページを開いたら

令和6年7月1日 発行

令和6年7月15日 三刷

えーーー、半月で三刷!!

 

これは買っておかねば!と手に取りました。

その文庫コーナー(話題の本)に

著名な女性作家であるも、

私が読んだことがあるのは

~「恍惚の人

~「花岡青洲の妻」

~「紀ノ川」

~「悪女について」

だけの(先生すいません)、

有吉佐和子さんの

私が知らなかった

「青い壺」という文庫本が、

昭和から令和をつなぐ不朽の名作!」

「売れてる本」で話題!

アッという間に50万部超

 

という帯がついて並んでいて、

2冊をレジに運びました(4日前)。

 

そして、、冒頭の電車乗車中へ巻き戻し。

 

乗車駅の次の駅で老夫婦が、

私が座っている

優先座席の隣に乗り込んでこられました。

旦那さんは両手に杖のようなものを持って、

奥様は何の病気か不明ですが背中側が

瘤のように大きく腫れて。。

 

この時、私が読んでいたのは先ほどの

有吉佐和子先生の「青い壺」。

・・・と、ここで先ほどの小説

・・・「恍惚の人

・・・=>いわゆる認知症を患った

・・・ (当時は“痴呆症”と呼ばれ)

・・・  主人公である女性の舅を

・・・  世話をするお話。。。

と同時に、

今から15年前に他界した母を

思い出しました。

 

長年、ペースメーカーを入れていた母。

ある日、心臓内の血栓が脳に飛び、

脳梗塞を発症し、

半年近くの入院治療後に

左半身麻痺で退院(実家)してきました。

私は、母の入院の翌日から母他界、

そして認知症の父が施設に入所するまで

実家に戻って約5年間、両親の世話を

していました。

 

その母の当時の、入院中〜退院後の言い草が

面白かったのです。

・外出するため、母の洋服ダンスにかかっている

 上着を持って来てくれ!と私に頼む際、

 ”鬱陶しいような柄の上っ張りや!

 上っ張り=上着

 鬱陶しい柄って^_^

・入院中の病棟で自分と同じような高齢の

 患者が多い中、自虐を込めて

 ”ややこしい年寄りばっかりやな

 ややこしいって、絶妙な言い回しww

・入院中の母を見舞いに行くと

 ”雄一かいな、どこのおっさんかと思うたで!

 失礼なww

・要介護認定を受け、施設でデイサービスを

 利用中に、脳梗塞の後遺症で

 全身に痙攣を起こして、再入院。

 落ち着いた母にその時の様子を尋ねると

 ”死ぬかと思たわ”  

 と笑っていました。

・認知症で勝手に家を出て行ってしまって

 帰ってこない父を

 ”面倒くさいおっさんやなあ、雄一、悪いけど

 探してきたって!

 半身麻痺になった自分の病状がある中、内心では

 悲しんでいた母であったと思いますが。

さらに遡りますが、

・私の結婚披露宴で

 一番最後に両親族を代表して

 超緊張の中、紙を見ながら挨拶をした後の

 父に向って

 ”あんた、もう一回挨拶せんとあかんなあ

  =>弟の結婚式のことww

 と笑いながらビビらせていました。

 

そうそう、

あらためてこの母の性格に興味を持ち

今さらながら、調べてみたら

母の数秘は

現在数5、過去数3でしたw

 

全然、母の血をひいてないわ!

 

 両親の介護〜財産管理〜看取り〜相続まで体験した私がご相談承ります。

 

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