こんにちわ
今回は前回の続きで
鬱病におススメのアロマを御紹介します
一般的には「ラベンダー」が優秀とされています
確かに気持ちが落ち着きリラックスする面においては
良いですが「鎮静」が主になってしまいます
鬱病の場合は気持ちが沈まないように高揚する事と落ち着くといった
両面のケアが必要な為、どの精油が一番かと聞かれたら
私の経験上ではコレをおススメします
ネロリ(Citrus aurantium var.amara)です
ネロリのエピソードは、イタリアのネロラ公国のアンナ・マリア妃が愛用したことからこの名前がついたと言われています。マリア妃は香水やアロマバスにネロリのエッセンシャルオイル(精油)を使用していました。ネロリは現在でもその美しい香りと優れた特性から、高級化粧品やオーディコロンの原料とし重宝されています。
ネロリの原料となるオレンジの花は伝統的に花嫁のブーケとして使われてきました。中国でも古くから入浴時の芳香剤として用いられ、12世紀には水蒸気蒸留法によるエッセンシャルオイル(精油)の抽出が行われていたようです。ナポレオンやゲーテも愛用したという世界最初の香水「ケルンの水」のベースにもなっています
(効能・効果)
ネロリは鎮静、高揚の両方の作用を合わせ持ち、最終的に鎮静を促す優秀な精油です。
精神症状では慢性的ストレス、悲しみ、心配、混乱、ショック、トラウマに作用します。
神経系では神経の緊張や緊張麺の頭痛、不眠の症状を和らげます。
また、循環器系を強壮し、毛細血管を拡張し、動悸などの緊張からおこる心障害に作用します。
皮膚にも細胞成長促進効果があるため、乾燥肌、老化肌、敏感肌、妊娠せんなどのケアいも良く、多くの化粧品で使用されています。
ネロリの香りが苦手な人は見たことがないという位、エレガントで優雅な香りです
フランスで長年に渡り、大人気のこの香水でも
ネロリを使用しています
また男性にも人気が高い為、メンズの香水にもよく使用されています
なぜか緊張感を解き放ち、とても幸せな気持ちにさせてくれるので
私はとても優秀でオススメしているのですが
でも、「値段が高いよ」という人
そうなんです
ネロリはビターオレンジの数少ない花が抽出部分の為
貴重でお値段が高いのです
そんな時はね・・・
秘密だけど
プチグレン(petitgrain)に代用して下さい
同じビターオレンジからとれますが
抽出部分が葉と小枝の為
お値段が優しい
香りはネロリに限りなく近い
庶民の味方「プチグレン」です
以上です
IFA認定国際アロマセラピストMOE