定額制美容室Attinaを経営している大久保誠二です。
このブログでは
 ・定額制美容室の経営を通して学んだこと
 ・新しいチャレンジ
 ・スタッフ育成の喜びと葛藤
などなどシェアさせていただきます!

 

 

 

 

サロンの環境への取り組み

 

1度入ったら長時間滞在する美容室の環境はとっても大切ですよね。

 

何にも気がからない空間は、きっと好きだと思います。

今日は来店頻度の高い会員制オールインクルーシブサロンの仕組みで、サロン環境を良くするおはなしをします。

 

 

 その1(来店頻度)

私たちのサロンはこのような来店頻度で来ていただいています。

 

・毎週

・2週間に1度

・1ヶ月に1度

 

この定期的な来店頻度により

 

場所に慣れるスピード

 

が早く、安心感のある場所になります。

 

これ、さらっと書きましたが、

美容室は緊張するという方が多いんです。

 

これ、完全に仕組みの話です。

 

 

 その2(室温・光)

定額制で通うお客様は皆さん会員様です。

 

ですから、ひとりひとりの好みをスタッフが把握します。

 

例えば、

A様は寒がりだから空調の風が当たる席にはご案内しない

 

とか

B様は暑がりだから、来店したらすぐハンディー扇風機を渡して、1番エアコンの風が当たるお席にご案内する

 

とか

C様は眩しいのが苦手だから窓際の席にはご案内しないでね!

 

とか

D様は静かに過ごしたいから、空いていたら個室にご案内してください。

 

 

などなど

 

会員制ならではの気遣いがピンポイントにやりやすいんです。

 

一般的な美容室は、来店頻度が2~3ヵ月なので、お客様の好みを掴む事に時間がかかります。

 

 

 その3(清潔感・雑音)

清潔感を作っているのは

 

店内の清掃

 

店内の整理整頓

 

と、

 

スタッフの服装!

 

これ、結構大きいです。

 

スタッフの服が汚れていたり、サロンのイメージに合っていないと不潔に見える事がありますよね。

 

 

 

Attinaは服装に関して以下のルールがあります。

 

・上が白

・下が黒

・音がうるさくない靴

 

これをクリアしていればオシャレの仕方は個人の自由です。

 

 

このルールのメリットはいくつかあります。

 

・スタッフのオシャレセンスに左右されにくいので、誰にもポジティブな印象を与える。

 

・上が白なのでカットのフォルムが綺麗に見える。カラーで汚れても漂白剤を使って綺麗にしやすい

 

・音の鳴りにくい靴=疲れにくい

 

・色の統一感があるが個性を出せる

 

 

創業時は私服だったのですが、あるお客様にアドバイスをいただきました。

 

 

「柄のワンピースで後ろに立ったり、行ったり来たりしていると、目がチカチカして疲れるわね」

 

「AttinaはCHANELの店員の様にモノトーンで統一したらかっこいいんじゃない!」

 

 

その方は高級車レクサスのディーラーで接客マナーの講師をされている方でした。

 

スタッフの服装も誰のためのものなのか?を考えると一定のルールは必要です。

 

 

このように、定額制だからこそお客様の居心地が良くなる様な工夫を仕組みで作っています。

 

 

 

続く