こんにちは
サーモンひとみです。
他人の悩みを知ることにより
救われる人もいらっしゃるので
ヒプノセラピーの症例を書ける範囲でご紹介します。
長文なので、お時間のある時にお読みください。
相談者の女性(Aさん)のお悩みは
・家族からの孤立
・特に父親との葛藤
・対人関係
・結婚の悩み
Aさんはお父様に対して怒りを感じておられました。
3人兄弟の長女として生まれ
兄弟げんかをしても
「お姉さんだから我慢しなさい」と言われて
育ってこられたそうです。
ケンカのきっかけは弟さんに原因があっても
Aさんが我慢するように言われていたので
理不尽に感じておられました。
お父様は、重箱の隅をつつくような人で
父親にささいなことでも文句を言われていたそうです。
お母様は、Aさんからは頼りない存在に思え
反応が乏しく鈍感なところがあったそうです。
Aさんは、家族と一緒にいても
自分はいつも独りぼっちだという思いを
強く感じて育ってこられたようでした。
幼少期の家族との関係が
強く影響しているようでしたので
1回目のセッションは
インナーチャイルドに会いに行く誘導をしました。
インナーチャイルドとは
私達の中の子供の部分です。
小さい時に経験したことにより
物事を決めつけたり
うまく処理できなかった感情を
持ち越している部分なのです。
■1回目のセッション
Aさんは砂場で一人、砂遊びをしています。
Aさん:
『こんにちは、私は大人の●●ちゃんだよ。
●●ちゃんがどんなふうにしているかなって
知りたくて来たんだよ』
Aさん:
『まわりに誰もいなくて一人だけど
さびしくない?』
●●ちゃん:
『さびしくない。
文句を言われないし邪魔されないし』
Aさん:
『そうだった。
私はさびしがり屋のはずなのに
一人で過ごすと気持ちがいいんだ』
しばらく、●●ちゃんのしたいように見守っていましたが、
場面が動かないので
別の角度から心の内側を掘り下げるため
過去世に戻る誘導をしました。
けれど
暗くて何も見えないとのことでしたので
心の中の抵抗が働いているかもしれないため
1回目のセッションはここで終わりました。
■2回目のセッション
Aさんのご両親は共働きで
子供の頃は妹さんや弟さんの子守や
家事の手伝いをしていて
思い切り遊びに夢中になったことがなかったそうです。
Aさんは、子供の時から友達がいなくて
イジメにあったりもしたそうです。
冗談が苦手で
付き合いにくい人と思われていたそうで
グループから、はみ出していたようでした。
社会に出てからも
会社の人達と人間関係がうまくいかず
上司からは、
いろいろ傷つけられるような言葉を
言われたそうです。
ある女性の先輩は、仕事のことで
Aさんからミスを指摘されたのを気に入らず
Aさんのことを人前でけなしたりしたそうです。
Aさんは、自分の方が正しいというのを
認めさせようというところがあり、
幼少期に植え付けられた
「正しく行動しなければ」
という気持ちが影響しているようでした。
セッションでは
『人間関係がうまくいかないという
最初の原因のところに戻ってください』
と誘導しました。
見えたのはヨーロッパの街並み。
Aさんの過去世である、おじいさんに会いました。
おじいさんの家族に会い、食事をしたり
温かいもてなしを受けました。
居心地のいい家庭でした。
原因となった場面に連れて行ってもらうよう
おじいさん(Aさん)に依頼しました。
しかし場面が変わりません。
おじいさんは何やら、すごく後悔していたようでした。
何か悪い事をしたようでした。
自分が何か悪いことをしたと思っている
過去世に戻る時は、
スムーズにいかないことがよくあります。
『したくてしたんじゃないですよね
そうせざるをえなかったんですよね?』
おじいさんは泣き出してしまいました。
『何か起こったようですが
それをどう思っていましたか?』
おじいさん:
『なんでこうなってしまったのか。
なんでこんなことをしてしまったのだろう。』
おじいさんは、何をしたのかは言ってくれませんでした。
そのことが人生にのしかかっているようでした。
『あなたは、その人生で
どんなテーマを持っていましたか?』
おじいさん:
『自分のしたことはさけられなかった。
最初からそうなることになっていた。
そのことをする必要があった。
そして乗り越えることが必要だった。』
『どうしてそれをする必要があるのですか?』
おじいさん:『そのうち分かる。』
セッションを受ける人の中には
1回目でどんどんイメージが進み
変化が劇的に変わる人もいますし
イメージが見えなくて先に進まない人もいます。
■3回目のセッション
3回目は結婚についての不安を取り上げました。
Aさんは、自分に自信がなくて
付き合っていた彼と別れてしまったそうです。
『男の人との関わりに影響を与えている場面に戻ってください』
と誘導しました。
地中海地方の町のイメージ
Aさんは30代の男性
一人で海を眺めています
家に帰ると、奥さんが働いていて
男性(Aさん)は仕事をしていません。
男性は愛情が足りないようでした。
さめていて、一人でいるのが楽しいようでした。
『愛情を豊かにすれば
奥さんともっといい関係を築けますか?』
光の存在:
『そう。小さなことを愛(め)でることだ。
花を愛でるとか、
そんなふうにして人に優しくなりなさい』
奥さんは家事をすべてやってくれるけれども
彼は(Aさん)は、お礼を言うほどでもなく
普通だと思っているようでした。
ありがとう、という言葉があるだけでも違うのに。
Aさん:
『思いを言葉にすることが大事なんだ』
■4回目のセッション
催眠に入ると
すぐにおじいさん(Aさん)が出てきました。
おじいさんが石造りの建物のところで
泣きくずれています。
泣き終わった後
お城の門をくぐって中へ入って行きます。
王様のところにやってきました。
おじいさんは、おじぎをしています。
王様の方を見て、捕えられるのを覚悟で
抗議するつもりです。
おじいさん:
『自分は、王様の命令で人を殺すのに
加担してしまった。
でも、人を殺すのはよくないと
王様に伝えたい。』
王様は若くて、いろいろなことに
あまり関心がない人のようです。
それをいいことに、王様の側近が入れ知恵をして
牛耳っているようでした。
王様に進言することは
その側近の反感を買うことであって
殺されることになるかもしれません。
でも、おじいさんは、言おうとしています。
ずっと、こうしたかったようでした。
おじいさんと側近は、にらみ合ったまま
場面が動きませんので、ハイアーセルフを呼びました。
『ハイアーセルフにお聞きします。
これから先に進むにはどうしたらいいですか?』
ハイアーセルフ:
『忍耐だ
行動力というのはついてきた
でも、もっと我慢しなさい』
■5回目のセッション
Aさんは体の匂いが気になるとのことでした。
体からトイレの臭い匂いが出ていると言います。
他の人からは、そんな匂いはしないと言われても
匂いのことで人に嫌われているのではと
自分に自信が持てないそうです。
イメージの中で、Aさんは少年。
嫌がる人にフンを投げつけている。
少年:『こいつらは腹が立つ。嫌いだ。
誰も分かってくれない。
自分はどうせ一人ぼっちなんだ。』
彼は本当はさびしいのです。
Aさんは彼の肩に手を置きました。
彼はフンを投げつけるのをやめました。
Aさんは彼をハグしてあげました。
Aさんは、
「自分が汚れている」という感覚を
今世に引きずっていると思われたので
(レイプなどの過去世もそうです)
体を洗ってあげるという誘導をしました。
Aさんは川へ連れて行って、
彼の体を一生懸命、洗ってあげました。
少年:
『よかった。オレの体はもう汚れていない。
初めて理解してもらえた。
分かってくれる人がいてうれしい。
やりたくて、あんなことをしていたわけじゃない。
自分の気持ちを、
どう表現していいか分からなかった』
『今度は、やられた人の気持ちを読み取ってください』
Aさん:『フンを投げられた人達は唖然としています。
ひどいことをすると思っています。』
Aさんは、やられた少年たちに言います。
Aさん:『彼は、やりたくてあんなことをしたんじゃないの。
許してあげて。』
少年たちは分かってくれたようでした。
彼の気持ちを伝えたら、みんな消えていなくなりました。
『ハイアーセルフにお聞きしますが、
Aさんは、
お父さんとの間に確執がありますが
それはどうしてですか?』
イメージが出てきました。
Aさん:『私は男で、ムチを持っていて、
誰か(男の人)をぶっています。
それは命令で、何かの理由があって
ムチを打っているのですが
その仕事は、私のストレスのはけ口にもなっているんです。
ムチで打たれている男は
細くて背中を丸めて痛がっています。
この男は、お父さんです。』
男の心の中:
『やめてくれ、俺は何もしていない』
彼は無実の罪で打たれているようでした。
でも反論したら、もっとつらい目にあう…
Aさん:『私がお父さんに
ひどい仕打ちをしてたから
今は逆に私がされているんだ。
お父さん、ちゃんと受け止めたよ。
こんなひどいことをして、ごめんね』
男:『ああ』
『ハイアーセルフにお聞きします。
Aさんは
会社の人間関係がうまくいってませんが
どうしたらいいですか?』
ハイアーセルフ:
『コミュニケーションの能力を磨くことだ』
『具体的にどうすればいいですか?』
ハイアーセルフ:
『自分を中心に物事を考えている
被害者意識が強い
自分に自信がないからそうなってしまう
自分に自信を持ちなさい』
その後のAさん:
『セッションを受けながら
少しずつ人に感謝できるようになったり、
自分を好きになれました。
対人関係の変化で言えば
上司や先輩と、あまりぶつかることがなくなりました。
以前は言われたことを真に受けて
つっかかっていたけど、
今は流せるようになったから
反応しなくなったから、それであまり相手も
言わなくなったのかな?
セッションの最後の方で
父との関わりが出てきましたが、その後は
父が、だんだん優しくなったというか
柔かくなった気がします。
父は事情があって
5歳の時に母親を病気で亡くしています。
一番愛情が欲しい時に
母親がいなかったから
それもあって、自分をうまく表現することが
下手なんじゃないかな?』
Aさんは、以前はできなかったけれども
今回はお父様のインナーチャイルドを
ハグしてあげたそうです。
その後は
お父様と普通に会話が出来るようになられたそうです。
いかがでしたでしょうか?
退行催眠で幼児期や過去世に戻り
イメージで思い出すことにより
原因が分かってきます。
イメージの中で修正すれば
現実が変わり始めます。
あなたの深刻な悩みも、
原因が過去世にあるかもしれません。
もういい加減に解決したい!
と思われたら、勇気を出して
ヒプノセラピーを受けてみてはいかがでしょうか?
お読みいただき
ありがとうございました。
サーモンひとみ

