ピアノは指先だけで弾くものではない、と。
私がいま教えていただいている先生は、
鎖骨に始まり、肩、肘、手首、そして手指の3つの関節に至るまで、
鍵盤を押すまでに働く各所の関節のつながりを感じながら弾きなさい、とおっしゃいます。
そうすると、私がいまやってしまっているように、余計な力が入らずに楽に弾ける、と。
言うは易く行うは難し。
右手も左手も、指にがっちり力が入ってしまっているのがよくわかります。
もっとひどくなると、まるで、獲物を狙うカマキリのカマのよう。
ぐわっ、と。
ピアノを弾くうえで、指は、まっすぐ伸びていたほうが、よい形だそうです。
昔、卵をにぎるような手の形で、って習ったような気がするのにな。
別の場面で、こちらでは、もう少しちゃんと力が抜けているようです。
地道に、ハノン、今日も練習です。
千里の道も一歩から。
石の上にも三年。
ローマは一日にしてならず。
雨だれ石を穿つ。
よくもまぁ似たようなことわざの多いことか。
先人のなんと我慢強いことよ。
サラピ


