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let's get ready to rumble

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といっても、観戦だが。。。

妻の買い物のスケが大幅に遅れ11時00分からのプログラム、
入れたのが12:00前、前座の前座はすでに終わり前座の試合が
行われていた。
注目のバーネス・マーティロスヤンがディミトリアス・アンドレイド
との一戦。
元アマのエリートが、黒人のアンドレイドをどうさばき、初の戴冠となるか
に注目されたが。。。
初回こそダウンを奪ったマーティロスヤンであったが、アンドレイドの
スピーディーな動きとパンチに翻弄され、いいパンチをもろに食らって
最後はメロメロの状態で終了ゴング。。。ジャッジの判定は2-1と割れたが、
アンドレイドに勝利のコール!
しかしどう見ても3-0でアンドレイドであったと思う。
このアンドレイド、負けないボクシングをする選手であるともいえる。


さて、続いては注目の一戦フィリピーノ・フラッシュ ノニト・ドネア
×レイジング・ブル ヴィック・ダルチニアンのフェザー級ノンタイトル10回戦だ。
この二人5,6年前に一度フライ級時代に対戦しており、クラスを上げての
リマッチとなったわけだ。
オッズは7:1でドネア。
前回、当時絶対君主として君臨していたダルチニアンに対してドネアが
そのタイトルに臨んだ試合であった。
ダルチニアンは極端に広いスタンスをとり、絞り込んで十分にためを作って
猛烈でワイルドな左を振り回し、ことごとくマットに沈めてきた。
そんなダルチニアンに対して、天性のセンスと間合い取りと閃光のような
強烈なパンチを持つドネアが芸術的な左フック一発でダルチニアンを沈めたのだ。
この試合はドネアの出世試合で、以後ビッグマッチの常連となったのだ。
さらにはこの試合以来、このKOシーンはことあるごとに取り扱われ“ダルチニアン
を切って取ったフィリピンの閃光”ばかりが注目を浴びたのだ。

そんなダルチニアンにとっては雪辱を果たす千載一遇のチャンスとなった今回の
試合、否が応でも燃えるものがあったはずだ。
ドネアにとっても、リゴンドーにシャットアウトされ12年ぶりに味わう苦渋から
解き放たれ、息子の誕生を心から喜びたい気持ちで、期すべき思いを持っての
臨戦となる。

開始ゴングが鳴ると、例のごとく左を絞り込んで広いスタンスでジリジリと
ドネアを追うダルチニアン。
それに対して、がっちりとガードを固めて絶妙な距離を保って相手との間合いを
取るドネア。
ピリピリと張りつめた緊迫感がこちらに伝わり胸が苦しくなってくる思いを
した。
やがて労を煮やしたドネアがパンチを振るうとダルチニアンもワイルドな左右
で応戦!
しかし今回のダルチニアンには体にキレがある、ちょっとやばいかも。。。ドネア!
それでも、試合の前半はドネアに主導権があったが中盤でダルチニアンの強烈な
パンチがドネアを捕え中盤を制した。
それが証拠にインターバルの際にクローズアップされたドネアの表情は若干の腫れ
があり、うっすら鼻血を流していた。
迎えた9回、ドネアの動きがシャープになる。強烈なパンチがダルチニアンを捕え
始めるがダルチニアンも負けずに応戦、激しく打ち合いながらダルチニアンが
ドネアをロープに追い込む。
次の瞬間、ダルチニアンの体が前のめりにキャンバスに這う!
ついに出たドネアの伝家の宝刀左フック!!これは効いた!!!
何とか立ち上がったダルチニアンであったが、もう後はロープ伝いに交代するのが
やっとであった。
そこにフィニッシュを狙い猛然と襲い掛かるドネア。
ワイルドなパンチをブンブン振るい、コーナに詰まったダルチニアンに対して
ものすごいロングアッパーを振るったところでレフェリーが割って入り試合が終わった。

試合後天井カメラのスローリプレイを見ると、芸術的で獰猛な左が確かにダルチニアンを
きっちりとらえていた。
これは、かつてフェルナンド・モンティエルを一発で失神させた例の左フックと
よく似たタイミングと角度であった。
やはりドネアは天才だ。
しかしこの一戦は、ダルチニアンの頑張りが盛り上げたといっても過言ではなかったようだ。


メインは、メキシコの俊才ミゲル・ガルシアが一つクラスを上げて
プエルトリコのローマン・マルチネスの持つタイトルに挑戦した試合。
ボクシングの教科書のような惚れ惚れするスタイルのガルシア。
初回からパンチを的確にヒットさせて早くも試合をコントロールし始めるが、
2回に波乱が起きる。
的確なパンチをことごとく叩き込むガルシアに、マルチネスの右がヒット。
ストンと腰を落とすガルシア!!
パンチのダメージよりも、自身初のダウンが信じられないといった感。
しかし、このダウンは完璧なガルシアのボクシングにさらに警戒心をプラスした。
より慎重にマルチネスを攻め立てると、中盤に試合を決め2階級目を奪取した。

とにかく満足満足の休日だった。