この記事は、妄想恋愛小説(BL)です。苦手な方はUターンを♪![]()
愛詞(あいことば)42~冬~[N]
とりあえず、頬杖ついている物憂げな潤くんを、こっそり隠し撮りして、
翔さんのスマホのLINEに送り付ける。
本当は俺の待ち受けにしたいんだけどね、さすがにね、
潤くんに見つかっちゃうから。うん。
お、既読になった。
あ~、歓喜するスタンプとか、送って来んな。
ま、既読スルーしたら、ただじゃ置かないつもりだったんで、
命拾いしましたね、翔さん。
『他にも、ご所望ですか?』
と、送ってみる。
『所望します。』
ほう。
『見返りは?』
『お土産、何がいい?』
なるほど。
『美味しいもので。あ、生ものはNGです。』
『りょ。』
『じゃ、ヌードとかどうです?』
『ぜひ、ください。』
欲しがるね~。
『どぞ。』
『・・・これ、何歳?』
『2歳、かな?』
これ、俺のお気に入りなんだよね♪
『あなたも写ってますね。』
『いい、ツーショットでしょ?』
『まあ。うん。潤、可愛い♡』
『は?ところで、今、暇なの?』
『あ~大野さん、学会の合間に、釣り船チャーターしててさ、
今日は出かけちゃって、俺はホテルで留守番。』
なんだよ、じゃ、俺じゃなくて、潤くんと遊べや。
『暇なら俺と遊んでないで、潤くんに連絡してあげてよ。』
相変わらず、窓の外を眺めている、淋しそうな後ろ姿を撮って、
送ってやった。
マジで、俺のLINEに付き合う位なら、潤くんに・・・。
あ。潤くんが手元に視線落として、ぽっ(*´ω`*)って、なってる。
仕事、早いですね、翔さん。
潤くん、嬉しそうだな( *´艸`)
翔さん、なんて言って来たの?
あ、すっごくいい顔。撮っちゃえ。カシャ。
俺のスマホには、潤くんのオフショットが山ほど入っている。
潤くんの写真を撮るのが趣味なんだ。
潤くん公認だから、隠し撮りのようで、隠し撮りじゃないよ?
でも、極たまに、潤くんに内緒のショットもあったりするんだよね。
ほら、俺の友情は、歪んでるから(笑)
じゃ、取っときの1枚を送ってあげましょうかね。
この写真は、絶対潤くんに見せちゃダメですよ。
『おま、なにこれ!!!!!』
そういう反応になりますよねw
『絶対、トップシークレットですよ?』
言ったら殺す!
『当たり前だ!こんな・・・いつ撮ったんだよ。』
『それは秘密です。万が一潤くんに知られたら、
もうモデルになってもらえないから、絶対言っちゃダメですからね。
この写真見て、持っている時点で、翔さんも共犯ですからね?』
『え。や。え?・・・うん。分かった。』
じゃ、さっき撮ったこれもあげます。
『さっき、翔さんからのLINE見た、潤くんです。』
『ありがとう。ニノ。』
『いえいえ。お土産、期待してます^^』
『まかせろ。』
『ほら、また、俺と遊んでるw 潤くん、待ってますよ?』
『おお。じゃ。』
スマホを置いて、潤くんの方を見ると、嬉しそうにポチポチしてる。
ふふ。あなたが幸せなら、俺も幸せだから。
あの写真は、誰にも見せるつもりなかったのにな。
なんで、翔さんにあげちゃったんだろ。
俺の宝物だったんだけどな・・・って、思ったけど、
そういう意味じゃ、潤くん自体が、俺の宝物だから、
翔さんが潤くんを、一心に愛して大切にしてくれているから、
あげたくなっちゃったんだろうな、俺。
あ~、でも、あの写真は、もったいなかったかも。
やっぱり、俺だけのものにしておけば良かったかな・・・。
つづく
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トップシークレットな写真が、どんな写真かは、
皆さんのご想像にお任せします( *´艸`)
ちょっとだけ修正w
ただ、ここから数回、ニノ語りの回と、潤くん語りの回で
時系列が違います。
読みにくいよね?って読み返して気が付いたけど
上手く治せなかったのでこのまま行きます(苦笑)


