この記事は、妄想恋愛小説(BL)です。苦手な方はUターンを♪![]()
愛詞(あいことば) 40 ~夏・最終話~ [S]
浴室の床に、潤が崩れ落ちて、慌てて抱きかかえた。
これでも手加減したつもりなんだけどな(苦笑)
「潤?大丈夫?立てる?」
顔を覗き込むと、真っ赤になってる・・・。
「翔・・・さん・・・。」
「ん?」
「・・・腰抜けて、立てない///」
え?・・・可愛すぎんだろ?
「そんな、気持ちよかった?」
「・・・///」
なんか口をきゅっと結んで、ちょっと睨んでる?
「ふふ。いいよ、部屋まで運んでやる。」
バスタオルで、潤と自分の体をザっと拭いて、
「つかまって?よいしょっと。」
潤のことをお姫様抱っこして立ち上がった。
「え?このまま行くの?」
「ん。このまま♪このまま(^-^♪」
「や、翔さん、恥ずかしいよ・・・///」
そう言うとギュッと首にしがみついて来た。
「何をいまさらw もう結構、見ちゃったし~w」
「・・・バカ//」
それでも恥ずかしがっているから、
ベッドの上に潤を降ろすと、毛布で包んでやった。
自分も横になって、潤の方に向き直ると、
毛布で口元は隠したまま、上目遣いでこっちを見ている潤の髪を
ゆっくりと撫でた。
どこまでも、可愛いな・・・。
何か言いたげに、ジッとこっちを見ている。
「どした?潤。」
「・・・まだ・・・する?///」
ああ・・・どうしよう。なんて可愛いんだ。
マジで萌え死ぬかも知れない・・・。
「ん?潤がしたいなら。」
余裕なふりして答えているけど、正直余裕なんかない。
「え?(*・・*)えっと、それは・・・あの・・・。」
キョトキョトと目が泳いでいるw
「ふふ^^いいよ、無理しなくて。」
そう。無理させる訳には行かないんだ。頑張れ、俺の自制心!
「でも・・・まだ・・・し、して、ない、よ?」
あれ?もしかして?
「潤、もしかして、調べたの?」
「///・・・ん。」
毛布の中で真っ赤になってる潤。
ああ、このままもう、食べてしまいたい・・・。
近寄って、毛布ごと潤をギュッと抱きしめた。
黙ってされるがままの、潤の耳元に囁く。
「潤の気持ちは嬉しいけど、ゆっくり行こ?」
「翔さん?」
「潤のこと、今すぐにでも、全部自分のものにしたいと思っているけど、
それ以上に、俺は、潤のこと大切にしたいんだ。」
「・・・翔さん・・・。」
「まあ、ぶっちゃけ、色々足んないの(笑)
潤は初めてだし、俺は超久しぶりだし・・・。」
「え?久しぶり?」
「そ。あれ以来、ずっと、誰とも付き合ってないから。」
「そう、なんだ・・・。」
「それに、潤は、童・・・。」
「わ~~~~っ>< それは言うな!もう!翔さんのバカ!」
怒って毛布に潜って反対側を向いてしまった^▽^;
「潤?ねえ、ゴメンて(笑)俺は嬉しいんだよ?
俺が潤の初めての相手で。ね?機嫌直して?じゅ~ん?」
また、毛布から目だけ出して、こちらを振り返った。
「・・・俺も、翔さんが初めてで、良かった///」
あ~~~!!!!もう!神様、この子は天使?
だとすれば、うかつに手を出してごめんなさい。
でも、きっと大切にするから、この可愛い天使を俺にください。
思わず神様に譲渡申請を出したくなった程、、
潤は俺にとって、救いの神ならぬ、救いの天使だ。
俺も毛布の中に滑り込んだ。
背中から潤のことを抱きしめて潤の鼓動に耳を澄ませて、
やがて、ゆっくりと眠りに落ちていた。
***********************
・・・ん?なんかいい匂いする。
あれ?潤は?潤?
シーツの上を探すけど、手には何も触れなくて目を開けた。
そこら辺にあったTシャツとハーフパンツに着替えて
リビングに出ると、潤がキッチンで何か作ってるようだった。
「あ、翔さん、おはよう。」
「おはよう、潤。」
「もうすぐ朝ごはん出来るから、座ってて?」
「え?マジ?やった^^」
「キャンプのおにぎり用とか使わなかった材料、
翔さんちの冷蔵庫に入れてたから、その流用w」
ああ、朝から美味しい潤の手料理が食べられるなんて、
なんて幸せな1日の始まりだろう・・・。
「さ、どうぞ。」
「やった♪いただき・・・」
ピンポ~~~~ン♪
・・・嫌な予感・・・。
ピンポ~~~ン♪
「翔さん、出ないの?俺出ようか?」
「いや、いい、俺が出る。」
ガチャ。
「翔ちゃんおはよ~~~♪潤ちゃん来てるよね?くふ^^」
「な、なんでそれを?」
思った通り、相葉君。
「あのね~昨日、キャンプ場出る時、またスマホ間違えてw」
「え?」
そんなことって・・・。
「相葉さん、おはようございます。はい。これ。」
話が聞こえていた潤が、スマホを持って玄関に出て来た。
「あ~ごめんね~はい、こっちが潤ちゃんの^^」
「ありがとうございます。あの、なんでここにいるって?」
「さあ、どうしてでしょう?くふ^^」
「なんだよそれ、さっさと言え。」
「なに~~翔ちゃん怖いなぁ~。」
「俺のスマホのGPSをパソコンで検索したの。
どっかに落としたか、忘れたかも知れないから。^^」
「・・・・。」
「それより、いい匂いなんだけど、朝ごはん?」
「あ、相葉さんも召し上がりますか?」
「え?ちょっと、潤?」
「やった~♪潤ちゃんの朝ごはん(^^♪翔ちゃん、お邪魔しま~す。」
潤は自分が作ったご飯を誰かに食べさせるのが大好きだ。
こうして俺と潤が付き合うことになったのも、
きっとあの日の朝ごはんのおかげ。
だから、相葉君にはいろいろフォローしてもらったし、
1回くらい、潤の朝ごはんを分けてあげてもいいかな(笑)
だけど・・・。
潤に聞こえないようにそっと話しかけた。
「相葉君、まさかと思うけど、スマホ、わざとじゃないよね?」
「ん?どうかな?くふふ^m^」
・・・・・。
愛詞~夏~終わり♪


