2月に入り東京では私立中学校の入試が始まりました。

朝の通勤電車でも、母親に付き添われた受験生と思しき姿が。

私が小学生だった20年程前には受験する同級生は珍しい存在でしたが、最近では、東京都の小学生が中学受験をする割合が3割に迫り、入試の集中日には、小学校の教室には、空席が目立つといいます。

格差社会と言われますが、その波は小学生にも迫って来ているようです。
入試に向かう小学生に心の中でエールを送りながら、今の小学生が大人になる頃の日本の社会はどうなっているんだろうと、少し複雑な心境になりました。
私が通勤電車で見掛ける中吊り広告で目立つのが、英会話教室。

NOVA事件?後も、まだまだ目に付きます。

今日見たのは、とあるマンツーマンを売りにした英会話教室の広告。

この広告、女性がショッピングカートを押しているのですが、その上に「高い買い物だもん」「ワガママ言わせて」と書いてあります。

英会話教室に入るのは、やっぱり高いんだなぁ、と妙に納得!

ここまではっきり言ってくれると、覚悟してから行けるので、いいのかもしれませんね。
私は4日から仕事が始まり、久しぶりの通勤でしたが、今年は4日が金曜だったからか、朝の電車はがらがら。

いつもは疲れた雰囲気が漂う車内も、この日は何となく穏やかな空気が流れている感じがしました。

人口の一局集中が解消すれば、こんな快適な通勤をすることができるのかと思うと、すっかり下火になった首都移転も悪くないような気もしてきます。

最近では数も増えて来た初詣を促す神社の車内広告を見ながら、とめどなく浮かんで来る雑念を少し楽しみながら、ゆったりと過ごせた年明けの通勤のひとときでした。

新年を迎え、今年から私が通勤で見掛けた情景をコラム風に書いて見たいと思います。