2020年12月31日。
ついに、この日が終わってしまいました。
ステージの上の彼らは、最初から最後までアイドルでした。また近いうちにライブがあるのではないかと勘違いしそうになるくらい、彼らの笑顔はいつも通りでした。その「いつも通り」が嬉しくもあり、これからしばらくは見られないと思うと寂しくもありました。
私が嵐に出会ったのは、2009年に放送されたドラマ「ザ・クイズショウ」がきっかけでした。当時小学生だった私は主演の櫻井翔くんに一目惚れし、たちまち嵐の虜になってしまいました。まだ年端も行かぬ少女にとって、突然自分の世界に飛び込んできた5人の青年はまさに白馬の王子様でした。それからというもの、私は両親にねだってWALKMANを買ってもらい、暇さえあれば嵐の楽曲を聴いて楽しんでいました。
テレビをつければ嵐がいる。そんな日々がこの先何十年も続くと当たり前のように感じていました。だからあの日、2020年をもって活動を休止すると聞いて、いきなり背後から銃で撃ち抜かれたような気分になりました。それと同時に、嵐がいない世界に対してとてつもなく大きな恐怖を抱きました。彼らがいない日常を誰が想像したでしょうか。
しかし彼らは、2年の歳月をかけて今まで以上に私たちファンを喜ばせてくれました。無責任だなんて言わせない。そんな思いがひしひしと伝わってきました。そしてそれは、日付が変わるその瞬間まで消えることがありませんでした。
最後まで誠心誠意尽くしてくれた彼らに対して私ができることは、メンバーそれぞれの活動を応援し幸せを願いつつ、また5人が集まる日を待つだけです。たとえ何十年かかろうとも、彼らがくれた抱えきれないほどの愛と感謝の気持ちを胸に信じて待ち続けます。
「これは別れではない 出逢いたちとのまた新たな始まり」
「いつか笑ってまた再会 そう絶対」
5つの分かれ道が、また1つになりますように。