ゴールデンウイーク鹿児島ひとり旅して来ました。
1日目は仙巌園。
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バックは桜島。噴煙あがってます。


2日目は指宿砂むしと本州最南端の西大山駅。
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砂浜から湯気あがってるの見えますか?

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幸せの黄色いポスト。
バックは開聞岳。


3日目は午前中はかごしま水族館で水路を泳ぐイルカを見ました。
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で、今回の旅のメインイベントなんですが、それは肥薩おれんじ鉄道に乗ること。
去年は熊本から鹿児島へ山側を走る「いさぶろう、しんぺい」(ループ線で有名。日本三大車窓)「はやとの風」に乗ったので、次はぜひ海側をと思ったのです。
それで、どうせ乗るなら、特別列車のおれんじ食堂に乗ってみようと思って急遽思いたって予約したのが、1週間前のこと。
モーニングやランチ、ディナーは1万円越えだったり、進行方向がうまく合わなかったりして、結局乗ることにしたのがアフタヌーンの川内発出水行きの便でした。

鹿児島からローカル線で川内まで移動すると、JRのホームと繋がった形で肥薩おれんじ鉄道のホームはありました。
すでにホームにおれんじ食堂の車両が停まっていました。
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小さな駅舎の中で待っていたのですが、他のお客は誰もいません。
駅舎の中の店員?の女の方が気楽に声をかけてくださって、世間話をしながら検札を待ちます。
30分前になって、おれんじ食堂車のアテンドのお兄さんが、検察のために迎えに来てくれたのですが、なんとまさかの一言。

「◯◯様ですね。実は今日はお客様が◯◯様だけなんです。申し訳ありません。」

おおーっと。

思わず恐縮。
私一人のために運行?
いやいや、こちらこそ私のために申し訳ありません。って言ったら、

「いえ、ちゃんと時刻表に乗ってる列車なので、誰も乗ってなくても運行するんですよ。」と言ってくださいました。

案内されて車両に乗り込みました。
一応予約の時に座席は指定したのですが、他に誰もいないのでどの席に座ってもらっても結構です、と言ってもらいました。なので、予約したのは海側が見えるカウンター席だったのですが、ソファの方に席移らさせてもらいました。
よく団体で貸し切りされたりもするそうですが、貸し切ると18万だそう。

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私たったひとりのために、アテンドさんがお兄さん2人とお姉さん1人。
おまけに出発の時の車内アナウンスで、「これから◯◯様を出水までご案内いたします。」と名前まで呼んでもらいました。
もうずーっと恥ずかしい。でも得した気分です。

お姉さんが、揺れる車内の中でも慣れた様子で、コーヒーをサーバーで入れてくださりました。
取り放題のクッキーとプチケーキが窓際に積んであったのですが、もうここ置いときますね。と私の目の前においてくれはりました。
まるで気分は中国の富豪w

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途中2ヶ所で途中下車がありました。
1ヶ所目は薩摩高城駅。
駅から遊歩道を案内されながら進んでいくと、岩場と砂浜が現れます。
実はこの砂浜や遊歩道は、荒れたままの海水浴場跡地だったそうで、肥薩おれんじ鉄道の職員の方たちが草刈りをしたりして整備されたそうです。今回は私1人だったので、ずーっと横にお兄さんがついていろんな説明をしてくださったり、写真を撮ってもらうことができました。前は海水浴場だったけど、川の水が流れ込むところで急に深くなっていて事故が多いので閉鎖された場所だそうです。とても景色の綺麗な場所でした。
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ここは20分?だったかな
止まる時に出発は何時ですと掲示され、出発前に鐘を鳴らしますという事でした。なんか999の星野鉄郎を思い出しました。(古い;)

次の停車駅までの間に美しい海の景色を見ながらティータイム。
ここではきちんとお皿に盛られたケーキとフルーツが出て来ました。(写真なし)
私はコーヒーしか飲まなかったのですが、他の飲み物もあったようです。

次の停車駅は阿久根駅。
ここは買い物と体験ができるという事で40分の停車時間。買い物や体験に使える切符を500円×4枚分貰いました。
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ホームに着くと、またまたお出迎えされ、「1人なんです」と恐縮しながら案内して貰います。
出店や体験は日によって違うそうです。
とりあえず体験は浜焼きができるという事だったので券を1枚使ってやることに。


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そしたら土産売り場のおじさんが、浜焼きに合う焼酎の試飲持って来てくれはりました。
イカはやらかいし、タカエビは頭まで食べられる美味しいエビでした。
キビナゴの干物は現地のお兄さんが自分が食べてたやつを食べるか?って言って、くれたものです。
浜焼きの後は駅舎の中の土産物屋でまず焼酎の試飲。この人は飲めると思われたのか、そこにあった4種類少しずつですが全部味見させてもらいました。その中で一番面白いなと思った、焼き芋で作った焼酎を買いました。
他にもお菓子、キビナゴの酢煮、豚味噌を買いました。
ただ、賑やかな道の駅みたいのを想像してると小さいので物足りないかも。日によってはも少し賑やかなのかな?
40分は持たず、10分前くらいには車両に戻りました。

出発後、簡単なサンドウイッチが出ます。
今食べるか持って帰るか聞かれたので、もちかえりにしてもらいました。
タカエビのフライのサンドイッチ。

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2時間かけて出水に到着。
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実物大鶴の像とおれんじ食堂。


8000円はいいお値段ですが、バスツアーと思えばこんなものかなと思えます。
最初は恥ずかしかったけど、1人だったから色んな方と話ができて楽しかったです。今回はお値段以上の滅多にない貴重な経験ができました。

お世話になった方々、どうもありがとうございました。