昨日の夜、JR大阪駅から新快速に乗った。
替える時間なので座席もあいてなくて、立っている人がいっぱい。
4人掛けの優先座席の後ろにもたれた。
次の新大阪駅から鈴が付いた白い杖を持った目の不自由な40代の女性が乗ってきた。
完全に見えないんきゃなくて見えにくいのか優先座席の方に行くも人がいっぱいとわかってその場に立っていた。
鈴の音が聞こえたり白い杖が見えたりしてると思うんやけど、誰も立たない。
「席を譲ってくれるよう聞いてみましょうか?」と声をかけたら、
 
小さな声で「たぶん譲ってくれないと思います」と諦めた感じで言う女性。
 
毎回毎回苦労してるんやな。イヤな思いもいっぱいしてるんやなって思うと泣けてきた。
 
あかん。これで終わったらあかん。
おせっかいやけど、言おう
 
「優先座席に座ってる方、もしよかったら席を譲ってあげてくれませんか?」と声をかけた。
 
すると60代の女性が譲ってくれた。
あなたより若い人もいたのにすみません。ありがとうございます。
 
空いてたら優先座席に座るのはいいと思う。
でも駅に着いたら誰かが乗ってくる可能性があるんやから、
いつでも席を譲る気持ちを持っていてほしいと思う。
 
今日のことで思ったんやけど、
目が見えない人は、優先座席に座ってるかどうかもわかれへんやん。
回りが言ってあげないとあかんねんな。
こういうことって経験せんとわからんなあ。
 
席を譲ってもらいやすいように、ドアの横に音声テープが流れるボタン付けるとか
ホームに駅員にいてもらって乗り込むときに手助けするとか。
 
こういうことがあったから今後もっと何かいい方法を考えてほしいと駅に着いてから駅員に言った。
俺の熱量に比べて、聞いていた若い駅員のテンションが低い!
何か伝わってない。
おいおい!君がわからんでどうするねん!!
 
 
※これを読んで、何をええカッコウしとんねん!って思った人もいるやろう。
ええやん。俺のええカッコウで誰かが助かったらそれでええやん。