スロープレート。
『スロープレーをする人』のことじゃないよ(笑)。
スローライフをやる人が食べそうなランチのプレートでもないよ(笑)。
                              
ゴルフ友達が考案し4月からはじまる遠隔ブロガーゴルフ大会の
ハンデの計算方法で初めて聞いた言葉『スロープレート(slope rating)』とは?   
                          
コースの難易度を示す指標としては「コースレート(course rating)」が一般的だが、アメリカではそれとは別に「スロープレート(slope rating)」という指標があり、むしろこちらのほうがアメリカでは一般的。単に「スロープ(slope)」とも呼ばれる。
      
両者は、基準となるゴルファーの設定が違う。コースレートはスクラッチゴルファーが基準であるのに対して、スロープレートはアベレージゴルファーを基準にコースの難易度を表している。スロープレートの数字は55から155で、数字が大きいほど難しいコースということ(スコアの数字を表しているわけではない)。113が平均的な難易度のコースである。
 
なぜ、スロープレートが必要かというと、コースというのは難しくなればなるほど、上手いゴルファーとそうでないゴルファーのスコアの差が大きくなるものなので、スクラッチプレーヤーを基準としたコースレートでは、実際の運用面でゴルファーに不利に働くことが多いため。
 
アメリカでは、オープンコンペなどの競技の際、スロープと自分のオフィシャルハンディから、そのコースでのハンディを算出して適用するのが普通。ハンディ18の人の場合、スロープが113のコースならハンディは18前後になるが、スロープの数字が大きいコースではハンディが30近くになったりする。これがハンディ1の人の場合は、スロープの数字が上がってもハンディがそれほど増えることはなく、より公平なハンディで競技ができるというわけだ。
 
ちなみに、“slope”は“坂”という意味だが、なぜこの言葉が使われているのかというと、難易度によって増えるハンディをグラフにすると、それが「坂」を連想させるからである。この「坂」は、上手いゴルファーほど緩やかで、下手なゴルファーほど急になる。
 
 
なるほど。そういうことか。
確かにゴルフ場によってハンデの上下はあるよなあ。
うまいこと考えたもんや。
 
ちなみにJGAのホームページでゴルフ場を検索したらコースレートとスロープレートが出てくる。
自分がラウンドするゴルフ場のスロープレートを調べてみるのもおもしろい。
 
スコッツ氏考案の『THE TOUR』