ゴルフバッグに入れることができる14本のクラブ。
素振り用のクラブも14本にカウントされると何かの雑誌で読んだことを思い出した。
気になったんでネットでもう少し調べてみた。 
       
         
①正規のラウンド(18H)中に、バットや棒などを使ってスイング練習をすることはゴルフ規則14-3【人工の機器と異常な携帯品、携帯品の異常な使用】の違反となります。これらの練習器具をラウンド中に「持ち運んでいる」だけならば無罰ですが、それを一度でも振ったりすれば競技失格となります。これらの器具は明らかに「クラブ」ではありませんから、14本の制限には関係ありません。
               
②クラブの形をしていて実際にボールを打つことも可能で、かつゴルフ規則が定めるクラブ規定に適合するスイング練習器具は、ルール上は正規の『クラブ』として扱われますから、他のクラブと合わせて14本以内であれば、ラウンド中に「持ち運ぶ」こともできますし、ストロークに使っても構いませんし、ショットの前にこの練習器具で素振りをしても無罰です。
  
③クラブの形をしていて実際にボールを打つことも可能だが、ゴルフ規則のクラブ規定に適合しないスイング練習器具は、ルール上は『非適合の違反クラブ』とみなされます。違反クラブは「持ち運んでいる」だけで違反(違反1ホールに対し2打罰、最高4打罰)となります。もし違反クラブでストローク(球を打つ)してしまうと競技失格となります。
            
(参照するゴルフ規則)
●規則14-3【人工の機器と異常な携帯品、携帯品の異常な使用】(抜粋)
プレーヤーは、正規のラウンド中、次のような人工の機器や異常な携帯品(詳細な仕様と解釈は付属規則Ⅳ参照)はどのようなものも使ってはならないし、異常な方法でいかなる携帯品も使用してはならない。
●規則4-1:クラブの形状と構造(抜粋)
規則4-1または規則4-2に違反するクラブ(1または複数の)でストロークは行ってはいないが、それらのクラブを持ち運んだことに対する罰は、ストロークプレー:違反があった各ホールに対し2打。ただし、1ラウンドにつき最高4打まで(違反のあった最初の2ホールに各2打の罰)。プレーヤーが持ち運んだ規則4-1または規則4-2に違反しているクラブについて、プレーヤーはその違反を発見次第、ストロークプレーではマーカーか同伴競技者にその不使用宣言をしなければならない。プレーヤーがそうしなかった場合は競技失格となる。規則4-1または規則4-2に違反するクラブでストロークを行ったことに対する罰は競技失格。
●規則4-4a【クラブの選定と補充】(抜粋)
プレーヤーは、14本を超えるクラブを持って正規のラウンドをスタートしてはならない。プレーヤーの使用クラブは、そのラウンドのためにスタート時点で選んだクラブに限られる。
      
     
競技参加中、昼食が終わって、さあ!昼からもがんばるぞ!と素振り用の棒で素振りしたら失格なんやね。
知らんかった。
知らんルールいっぱいやな。
ルール覚えなおしが必要やな。