我が家の育児開始は
昭和の終わりからちょうど平成に変わる頃。
五年で三人、
乳幼児時代は転勤もあって大変だった。
夫は外、妻は家庭を守るという時代。
イクメンなんて言葉はない。
それでも社宅内では、
子供をお風呂に入れるのはパパ、
という家庭が多い中、
ウチのパパは見事な仕事人間で
帰宅は毎日11時~12時。
社宅での友人関係には恵まれたが、
実家からは遠く、
育児に関しては全くの孤軍奮闘…
社会から切り離された感じがして、
自分の価値が分からなくなったりもした。
普段ひどい辛口で相談するのも怖い夫に、
「これじゃ家政婦と変わらないんじゃ?」
と漏らすと、
「そんなこと考えるのは失礼だろ、
俺はそんなこと思ってない!」
と強い口調で言われ、
ちゃんと妻として、
家庭を支える同志として
認めてくれていたのだと知れて
ホッとした覚えがある。
別に家政婦を馬鹿にしてるんじゃなくてね。
家事に追われ、休日もなく、
いろいろと自信が無くなっていた時、
弱音を吐くのも時には必要なんだなと
思った瞬間だったな。