漫画なのでサクサク読めました。



冒頭から『わたしも一緒ーーー!』と、共感。


人見知りだけど、人見知りすることを自分に許さない


爽快なまでのイエスマン


人に自分の意見が言えない


電話が苦手




この本の中に、作者の幼少期の記憶がたくさん描かれてるんですが、
読みながら思い出した幼き日の記憶。



基本的に祖母と家にいましたが、一緒に遊ぶことはなく、お絵かきをするか、外の庭でひとりでおままごとをしたり、虫採りしたりしてました。



その中で、虫を虐めていた記憶。


トンボの羽をむしったり、シーチキンといって八つ裂きにしたり(グロくてすみません)


蟻地獄に蟻を入れて出れないでもがいているのを見ているのが好きだった。



…病んでるー。



小学校の頃は、

どうやって万引きしたら捕まるかなとか、捕まったらどうなるかなとか、人を殺したらどうなるかな、とか、結構危ないことを考えていた💦


これも、満たされないサインだったのかな。





中学高校くらいで『死にたい』と口にするようになり、死にたいのに死ねない、と泣いた記憶。


特段虐められていたわけでもなく、トラブルを抱えていたわけでもない。仲のいい友達も彼氏もいる。なのに、なぜか自分は不必要な人間だと思っていた。


何不自由なく過ごしているふつうの人間なのに、なぜこんなこと考えるのか自分でも分からなかった。




うーん、自分の子供がこんな事考えたら悲しいなー😢





これだけ読むと危ない人間みたいですが、わたし、明るくてお調子者で友達もたくさんいましたよ。

外面が良かったのかな。


今でもそうです。外にも積極的に出て行くし、初めてあったママとも気さくに話せます(内心かなり頑張ってるんですが)。

ご近所の方とも関係がよく、穏やかに子育てしていると思われていると思います。


家の中で、子供を睨みつけたり、大声で罵倒したりしているなんて思われていない。



客観的に考えると、怖いですよね。


自分が普通に付き合ってるママ友が、家では豹変して虐待まがいの事やっているだなんて。


最近やんちゃな子のママとか、キチッとしていそうなママさんとかに出会うと思うんです。



『ああ、このママは私のような人間じゃありませんように。子供に八つ当たりしていませんように』と。








この漫画、軽く読めるんですが、読み解く中で自分の幼少期の家族との関係も見つめ直せそうでおススメです。