ー専属旗士としての約1ヶ月間


Sailng後の旗士としての活動は本当に鬼畜でした。通常練に加え、深夜から朝まで岡崎で練習をするというハードなスケジュールが組み込まれました。


緋彩(内部お披露目)までの自分は特別旗にこだわりなどなくそれこそただ単に振ってあのクオリティを実現させました。


本格的に始まると、色々問題点が続出。あげ方のコツや面見せの美しい見せ方、神楽上げのこだわり、カウント、勢い、振りの入り込みなど。当初は35点と言い下された時は絶望を感じました。


ーやや体を壊しそうになったことも

旗士は思っている以上に体に来ます。体力も消耗します。8月に入り練習や深夜練が続くとさすがに体も持ちません。辛いけど有限な時間を有効活用して強化する、むしろそれがあったからこそクオリティが上がったのだと思うとポジティブに捉えることも出来ます。ただ、休憩も必要です


ーこだわり

特にこだわったのは緋彩ではあまり使わなかった勢いである部分。演舞でいう「フィナーレ」が1番強く感じると思うのですが、1番見せ場なパートであり、勢いがあるからこそ旗士として完成する。


次にこだわったのは神楽上げ。そこからの面見せがあまり上手くいかなく、後半はそこの強化に当てました。通しで程よくなっているので本番でも実現出来ればと思います


ーたかが前夜祭、されど前夜祭

前夜祭だからこだわらなくても良い場面ではあります。しかし、自分が前夜祭のためにこれまで練習してきた理由はこれからの旗士の時間の関係と彩京の旗のイメージ図です。

こいやも祭典もそうですが、あまり練習時間がなくて、できるだけ練習出来るうちにこだわる所はこだわって海外から帰ってきても維持できるクオリティを維持すること。また、前夜祭の翌日に本祭があり、「前夜祭も本祭も同じクオリティだね」とよさこい好きをベースに思ってもらえる、少なからず前夜祭で僕の旗が多くの人に感動を届けられるのだとしたらそれでいいんです。それは前述した「京炎そでふれ!のトップ旗士になる」いう意思にも繋がってきます。最高の演舞にするには旗が必要不可欠、だからこそ19期のパイオニアとして努力し続けていますー


ー旗士だからこその関わり

ヘルプで他チームから1人来ていました。旗士の基礎から教えて頂き、また他チームの旗事情、チームの事情、こだわりなどたくさん話をしてくださり、旗士でいなかったらこんな関わりなかったのかと思うとだいぶメリットかもしれません。それは私が長年フォーカスしてきた「人との繋がりを大切にする」意思と合致しています。旗士だからこそ深く関われた、その期間の関係は忘れることはないでしょう。


ーこれからの旗士

海外遠征が多くあり、旗も持っていけず、練習が渋いです。が、形だけ覚えて帰国した後にこだわるところを指摘する程度にする方向で考えています。


魅力たくさんの旗士。辛いことも楽しいこともあります。彩京の旗士で居られることにうれしく思う1ヶ月でした。


こいやと祭典でどれだけクオリティが上がるか、乞うご期待です。