Trail Storyより今回の事故を受けてのメッセージがありました。

紹介させていただきます。

 

 
 

日曜日の夜、家族は食卓を囲んでそれぞれ週末に楽しんだことを話すのが当たり前だと思っています。

しかし、突然いるはずの人が帰ってこなくなる。それがアウトドアスポーツです。

 

私は、自分は自然の中で死ぬことがあるかもしれないと覚悟しています。

何でもないようなところで事故が起こるということを、現場検証に立ち会って知ってしまったからです。

下りでは転ばないのに、平坦な所で転ぶ。そんなようなものです。

 

日曜日の食卓からある人を失ってしまった人たちに会ったときのことはずっと忘れられません。

 

大事な守るべき人がいるなら、山や川に行かないほうがいいです。

もしくは、できるだけ備えをするか、危険度を下げたアクティビティを選択したほうがいい。

 

現場検証で血の付いた遺留品を撮影してから、残された家族に会ってから、アウトドアスポーツの現実を伝え続けようと決めました。

 

自然は美しく、素晴らしいものです。一方で、自然は怖いものです。
そのことを忘れないでください。

 

亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。