わたしは、心療内科・精神科領域のことしか、トレーニングを受けていませんので、他の診療科のことは、よくわかりません。
(精神科の研修しか受けていないのに、内科を標榜している医療機関がありますが、胸痛で心筋梗塞疑いの患者さんが受診したら、どのような診察をされるのでしょうか、とても気になります)
ただ、患者さんに、お薬を処方する際には、特に初診の患者さんには、先発品がいいか、後発品がいいか、念のためにお聞きしてから、処方しています。
先発品しかないお薬は、先発品しか処方できないわけですが、後発品があるお薬は、患者さんのご希望に応じて、後発品を処方しています。
当院は院外処方なので、調剤薬局さんの在庫によっては、後発品を処方しても、薬剤師さんの判断で、先発品に変わる場合がありますが。。。
わたし個人的には、先発品と後発品の薬効の違いを、余り感じたことはありません。わたし自身も、お薬をのむ時は、後発品を積極的にのんでますし。国策として後発品の処方を推進しているのですから、後発品が嫌でなければ、後発品をつかうのは当然のことと思います。
ただ、くどいようですが、当院では、患者さんのご希望を最優先にしています。
先発品ご希望の方には先発品、後発品ご希望の方には後発品、ということですね。