コンビニ袋キックで体脂肪が燃える
コンビニ袋キックを始める前のウオームアッ…




 実際にコンビニ袋キックをやってみると、「こんなに軽い運動でダイエットに効くの?」と感じる人もいるかもしれない。そこで、本当に脂肪が燃えているかどうか、「心拍数」を数えてチェックしよう。


 運動をすると心拍数が上がる。激しい運動ほど上がり幅も大きいが、激しすぎるとダイエットにはかえって逆効果。「脂肪を燃やす」には、息の切れない有酸素運動であることが大事。それは、運動後の心拍数が下の式の範囲に入る程度のものだ。

 でも心拍数の上がり方は個人差が大きく、同じ運動をやっても人によってかなり差がある。だから実際に確認しておこう。

 50回けった後、手首に指を当てて、脈拍を数える。それが目安の範囲ならOK。多すぎたら、次回は、ける回数を減らそう。

 最初はちょうどよくても、続けているうちに体が運動に慣れて、脈拍が上がりにくくなる。これは運動の効果で、代謝が上がってきた証拠。そうなったら回数を80回程度に増やすか、次ページを参考にバリエーションをつけてけってみよう。

 キックの前にウオームアップをすると、股関節がほぐれて一層効果的。こちらも試して。


30歳の場合、(220ー30)×0.6~0.7=「114~133」が目安の範囲となる。

1 まず、上の式で自分の「心拍数の目安」を計算する

2 コンビニ袋を50回キックしたら、15秒間の脈拍数を数える

3 出た数値を4倍する。
これがあなたの「1分当たりの心拍数」

4 目安の範囲と比べる。範囲内ならOK。
目安の範囲より
高ければ→回数を減らす
低ければ→回数を増やす。
または次ページのバリエーションキックにチャレンジ!



基本のけり方に慣れてくると、心拍数が上がりにくくなる。キックの形を変えることで、刺激する筋肉が変わり、心拍数も上がりやすくなるので、取り入れてみては。