CHLI061.gif  日本大学の内山先生らの研究によると、日本全国から無作為抽出の4000人を対象にした調査で成人の21.4%が不眠であると答えたそうです。その原因の第1位は、「ストレス」ではなく、「年齢によるもの」、「運動習慣がない」等のことの方が強い要因でったと報告しています。私たちは、「寝つけない」「眠れない」とそれを恐怖に思うがあまりに「不眠恐怖症」となり、生理的には当然な状態を必要以上に気にしすぎて、「私は不眠だ!」と思っている節があります。
 

 また、眠気が増せば、「寝つきが良くなる」訳ではありません。眠気は、睡眠の深さと長さを大きくさせますが、寝つきは良くしません。これも、誤解している方は多いです。