不安を主症状とする障害を、
不安障害(不安神経症)といいます。
不安は誰でも経験する感情の一種ですが、
はっきりした原因がないのに不安が起こり、
(あるいは原因があっても、それと不釣り合いに強く不安が起こり)、
いつまでも続くのが病的な不安です。
不安障害(不安神経症)では、
この病的な不安とそれに伴う身体症状が主症状となります。
なお、国際疾病分類などでは「神経症」という用語は
正式な診断名としては使われなくなっており、
従来の不安神経症にあたる診断名は、
現在では「パニック障害
」か「全般性不安障害」です。
パニック障害
については別項で述べるので、
ここでは主に全般性不安障害について解説します。
全般性不安障害は、
慢性の不安とそれに伴う身体症状
が長く続くのが特徴です。
福岡市中央区の心療内科・精神科 メンタルクリニック桜坂(日曜も診療)