ひざまくら | さくらとゆたかと太陽そしてあすかと共に

さくらとゆたかと太陽そしてあすかと共に

先住犬柴犬さくら4歳と元保護犬ゆたか1歳。
そして東日本大震災の被災犬「太陽」を家族に迎えました。柴犬三頭との毎日の生活を少しずつ綴りたいと思います。


困ッチャム。。

photo:08


(預かり初日)



先月、小山から行政収容をなくせば殺処分ゼロ GO!保護犬GOさんに救済され
我が家で預かりはじめてから
もう、一ヶ月を過ぎました。



今チャムは
何を考えているのかな。。




自分がチャムだったら。。と
チャムの気持ちになって
考えてみました…クローバー




5年間。。いやそれ以上の年月。

小山での生活は
山奥の並べられた狭いケージの中。
photo:09




自由はなかった。




だけど
飼い主さんは
朝と夕方に毎日来て
美味しいご飯をたくさんくれた。
優しい声をかけてくれた。


飼い主さんが来るのが嬉しかった…


でも
飼い主さんが帰ると

カラスが鳴き…
陽が落ちて…やがて真っ暗な夜になる


山にはたくさんの獣がいて
残ったエサを求め
そばまで
やってくる


そっーと忍び寄る足音や物音にも
敏感になった。

身を固くして
過ぎ去るのを待っていた。


巡る歳月


暑い、うだるような夏を耐え
爽やかな秋はわずか
すぐに凍える冬がやってきて…
寒くて寒くて心まで凍りつく


やっと暖かな日差しが注ぐ春

そして…また夏がやってくる


何度も繰り返して
これが、自分の運命。。
こうやって、歳をとってここで
死んでいく。。って思ってた。

そうやって死んでいった仲間もいた。


でも時々、
ここから出て行く仲間を見て
「何処へ行くのかな。。?」
って不思議だった…




今年もうんざりするような
暑い夏を過ごし
これからまた
寒くて長い冬がくるな…って
ため息ついていた秋のある日


突然

「おまえを助けにきたよ。」って
行政収容をなくせば殺処分ゼロ GO!保護犬GOさんがやってきた。


そして
保健所っていうところで検査して



また、車に乗せられた。


車から降りたら
見たことのない
おじさんとおばさんが待っていて

「チャム、今日からよろしくね。」
って…

チャム?僕はチャム?

なんだか
わからないけど、僕はここにきた。


小屋の中には
綺麗な温かい敷物とお水があった。

これ、飲んでいいのかな?
恐る恐る飲んでみた。。

美味しかった。


それから、毎日、
おじさんとおばさんは
僕のところへやってきて
散歩に行こう!って外に出る。

photo:12




散歩から帰ると
ご飯だよ。っておなかいっぱいご飯をくれる。

散歩に行くから
おなかが空いてご飯が美味しいんだ。


でも、時々寂しくなって
飼い主さんに会いたくなって
仲間が恋しくなって

大きな声で泣いたんだ。

おじさんとおばさんは
「寂しいの?」「大丈夫だよ」って。


ある日
僕はおうちの中に入れてもらった。


そして
おうちに入るときは
足を拭くんだなっておぼえたよ。

photo:10




夜になると
毎日、おじさんが
僕のところにきて
僕を撫でてくれる
photo:11




僕に「おまえはいいこだな。」って
いいながら…



最初は怖かったけど
なんだか…この頃は
さわられると気持ち良くなってきた。


ねえ。。。


もう
あそこに帰らなくていいのかな。


まだまだ、車や知らない人は
怖いけど。。

まだまだ、わからないことは
多いけど。。



ここでは
いつも温かい綺麗なお布団で寝られて雨も風も当たらない。

もう、真っ暗な夜は怖くない。



僕…
なんだか嬉しいよ…
photo:03

photo:04


photo:05






今日は気持ち良くて
おじさんのひざまくらで
寝ちゃったよ…
あったかいね
photo:06

photo:07









チャムしっぽフリフリしっぽフリフリ
少しずつ
人に慣れ
新しい生活に慣れてきました。



まだまだの事
たくさんありますが
里親様との赤い糸を探しています。


よかったら僕を見に来て下さい。
チャムを小山から助けてくれたのは
行政収容をなくせば殺処分ゼロ GO!保護犬GO



■■11/2(土)13~14時 犬ねこ譲渡会■■
@御殿場SBSマイホームセンター(御殿場市東田中1884)
    GO!保護犬GO 特製カレンダー販売
   +さようなら小山町多頭飼育現場 清掃活動



知って下さい。伝えて下さい。
行政収容をなくせば殺処分ゼロ GO!保護犬GO