さくらゆきファンクラブのブログ

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早いもので、東北大震災から四年になるんですね。

忘れてはいけないし、けっして忘れる事はない出来事ですが、今日起きてツイッターをみて、思い出したと言うのも正直な所です。

当時は、マスコミやネットで流れてくる情報に振り回され踊らされて、何も出来ない自分の不甲斐なさに苛立ちを感じていました。

ツイッターを始めたばかりだった俺は、沢山の被災者の方々と繋がって、少しばかりでも痛みや悲しみを理解したつもりになってました。

亡くなった家族親戚、消息のわからない友達の話に心痛めたり。
心ない風評に憤慨する人が居れば、一緒に怒ったり。
夢を語る高校生を励ましたり、時にはバカ話で気を紛らしたり。

そんな中で、一番沢山貰ったリプは「いつもありがとう」でした。
たわいもない平凡な会話や有りがちな励ましの言葉に、自然に感謝の言葉が出るほど、厳しい非日常の中に居たんだと思います。

ふと思うのは、あの頃、励まされ勇気と元気を貰っていたのは、むしろ俺の方だったんですよ。

被災地の方々が、高校生から高齢者の方まで、口を揃えて言っていたのは、「高額な寄附やボランティアは勿論有難い事だけど、それ以上に長く忘れない事、今迄通りに東北の物産を買ってくれたら嬉しい。」と言う事だったのが印象的でした。

あの時が、一番、義とか郷土愛、家族愛について考えた時期だったかもしれない。

あの頃、さくらゆきの「満天星」の後半の歌詞に、被災地の方々の思いを重ねて、何度も涙した事を鮮明に覚えています。

最後に、いわき市で被災して新潟の親戚の家に避難していた高校三年生の女の子の言葉を添えておきます。
「私の苦しみは、同じ体験をした人にしか解らないし、解って欲しいとも思わない。
ただ、今後誰かが同じような苦しみ悲しみを感じる事が無い事が、願いです。」