前原(岸部一徳)の言葉で記者会見は締められました。
「愛を美化するのは、もうやめませんかね。
愛こそすべてとか、愛は何々を救うとか、
最近じゃとかく愛を崇高なもののように捉えがちですが、
そもそも愛は欲望の一種です。執着の始まりです。
響きはきれいですが、非常にあいまいで危険なものです。
それに比べて、肘井さんの主張は実にシンプルです。
目の前に三枚100円の薄っぺらなタオルとホテル仕様の高級タオルがあれば、
誰だって高級タオルを選ぶ。
パンの耳とバターの香る焼き立てクロワッサンならクロワッサン。
チープなイミテーションより光輝く宝石を。
家事のできない女性より得意な女性を選ぶ。
それを愛と呼ぶ人もいれば、打算と呼ぶ人もいるでしょう。
しかし、それはただ単に生きるための知恵、自然の摂理です。
人間はただ、自分をより幸せにしてくれる方を選ぶんです。
それに今我々はどんなに深い愛も努力も幸福を約束するものではないことを知っています。
愛を必要以上に美化するのを止めること。
これが今回の裁判で肘井基子さん が我々に教えてくれた大事なことなんじゃないでしょうか」
気に入るセリフなので。
