こんにちは
今回は手術までに向けて飲む薬について描いていきます💊
第一弾
【柴苓湯】
ツムラ114
効果:ステロイド様の免疫調整作用(炎症を和らげる)水分循環の改善
こちらは漢方になります
顆粒のお薬です。
味はシナモンに似ています
苦手な方もいるかもしれませんが、漢方の中では比較的飲みやすい方ではないでしょうか?
こちらは小柴胡湯と五苓散の合剤になります。
術後の浮腫予防として五苓散は有名だと思います。周りの人でも普段から飲んでいる人が多いイメージです
五苓散→利水作用、浸透圧の調整作用浮腫に対して効果的です。
小柴胡湯→免疫機能の調整、抗炎症効果
切開系の手術(二重など)の術後に柴苓湯を内服すると浮腫が早く引いたとの学会論文発表もあります
デメリットとしては、
それぞれを単剤で用いた場合に比べて効果がマイルド現れます。浮腫を取るだけであれば五苓散だけでも十分です。ただ粉苦手…な私は一つで両方の効果が得られる柴苓湯に魅力を感じました
またお薬なので副作用があります。発疹、発赤、かゆみ、蕁麻疹、口渇、食欲不振、胃部不快感、悪心、嘔吐、腹部膨満感、腹痛、下痢、便秘、頻尿、排尿痛、血尿、残尿感、膀胱炎などの報告があります。副作用を理解した上で内服を続けていこうと思います。
ちなみに手術1週間ほど前から飲み始めた方がいいという薬剤師さんもいらっしゃいます
漢方は効果発現に時間がかかる、ある程度の期間飲み続けて効果が発揮されるので納得です
腫れ薬の難しいところは、どれくらい効果があるかわからないところです。ダウンタイムのために出来ることはなんでもしたい人間なので、取り入れていこうと思います
次回の内服については治打撲一包を語ります