以外に立派なマンションで
ここなら不審者は住めないかな?
自分に対する安心感を探しつつ
気持ちを落ち着かせた。
インターホンを鳴らし名前を伝えると
案の定、無愛想に聞き直されたが
「オー‼︎」と思い出した声を上げ玄関を開けてくれた。
「お邪魔します」と中へ入ると........
やっぱり..... 上半身裸の王様ムキムキアラブ系に
「ハーイ」と声を掛けられた‼︎
「こんにちは」当たり障りない挨拶をすると
「怖い?」と聞かれ
そりゃ〜怖いさ〜‼︎
そう思うなら服着ろよ〜!
心で叫びながら
「大丈夫〜」と意味のわからない返事を返した。
「みんな日本人は見ただけで怖がるだよね.....」
「家に来た日本人はあなたが初めて‼︎」
そりゃそでしょ!
見た目が怪し過ぎ‼︎
テロリストみたいだし‼︎!
とにかく落ち着け! 落ち着け〜!
自分に言い聞かせ
「そんなことないよ〜」
またしても不自然な返事を.....
「私達コロンビア!」
「 コックの仕事! 」
「二人で住んでる!」
テロリスト風の男が話しかけて来た。
続いてコインランドリーの男が
「私 ジョン」と名前を伝え握手してきた。
テロリスト風も「私 ホセ」と握手してきた。
とりあえず和やかな雰囲気になり
「何にか食べる?」と言って冷蔵庫から
綺麗に角切りにした野菜数種類と鶏肉
そしてタコスの皮を持ってきた。
へえー......!
レストラン並みだと思い
「凄いね!」と褒めると
「俺たちの国ではお腹が空いたら
いつでも食べれるように用意してあるんだ」と
案外普通な答えが返ってきた。
ホセはフランス料理のレストラン、
ジョンはお弁当を売る仕事をしてるから
二人とも料理が上手いと聞かされ
まあ、悪い人間では無さそうだし
偏見を持つのは良くないし......
こうして不思議な付き合いが始まった。
つづく