知床峠を降りて、羅臼ビジターセンターに寄る。

その建物の前は、ヒグマが棲んでいるらしき森。

羅臼ビジターセンター前
羅臼ビジターセンター前 posted by (C)soranoiro

羅臼ビジターセンター前
羅臼ビジターセンター前 posted by (C)soranoiro

なので、ここから先は近寄らず…。

 

羅臼ビジターセンターへと入館しました。

 

 


羅臼ビジターセンター
羅臼ビジターセンター posted by (C)soranoiro




 

知床財団のコラムには、このように書いてありました。

・マスコミは、熊が出没する度に大騒ぎをするが
 羅臼町や斜里町では、特別珍しいことではない事。

・斜里町では毎年600~800件ものヒグマ目撃に対して、

 さまざまな対策を行っている事。

・ツキノワグマの異常発生で、パニックになった県全体(宮城県?新潟県?)に
 匹敵するくらいの頭数が、たった一つの町(斜里町)で毎年ごく普通に確認される事。


・山の実りが不足して、餌がなく街に降りてくると伝えられるが
 知床では山の実りがあろうが無かろうが、クマたちは毎年たくさんお出ましになる。

・全国津々浦々、ほとんどの地域でクマを見れば即撃ち殺すのが全て
 という対応が行われている中、斜里町は毎年600~800件もの出没に対して、
 駆除せざるを得ないものは10頭前後である事。

・しかもそのほとんどは、農地で直接作物に被害を与えていたもの。

・人間の生活圏をたやすく越えてヒグマが現れる背景には
 近郊の山々をまじめに歩くようなハンターはどんどんいなくなり、
 高齢者ばかりとなって捕獲圧は急減している事。

・人間を恐れなくなった、呑気なクマが多くなったと言う事だと…。