『明日も一日きみを見てる』読みました。

(2023/2/10発行)

 

私は、定期的に図書館のHPを見て、

新着図書や、どんな本が読まれているのかを

確認しながら、タイトルが気になったもの、

好きな作家さんや、気になる作家さんを見つけ

ポチッと予約しています。

 

なので、内容を知らなかったり

表装もわからなかったりするんだけど

 

今回も、

図書館で本を出してきてくれた時に

思わず「可愛いルンルン」と、ニヤリとしてしまいました。

ネコちゃん猫

 

 

角田光代さんが、一緒に暮らしている猫のトトちゃん

現在13歳。

 

光代さんと、家の人と呼ぶ(多分ご主人?笑)と

トトちゃんの日常が、とっても愛おしい。

 

え?猫って、こんな鳴き声する?

「ヌオオオオー」「ンヌゥオオオオオー」

これを、光代さんが翻訳すると…

「見ろやー」「見にこいやー」になる笑

 

トトちゃんが「ナー」と鳴けば

「そうじゃない、もっと真剣に遊びたまえ」と

命じられてるのだとか笑

 

 

 

 

クスリと笑えたり、プっ!と吹き出したり

声を出してケタケタ笑ってしまったり

「腹下し事件」では、笑いが止まらなくなってしまったり…。

 

 

光代さんの、トトちゃんへの愛あふれるエッセイに

心和まされました。

 

 

最後のあとがきでは、ホロッと涙ぐんでしまいました。

 

同じ毎日を送っていても

猫は私たちよりずっと早く年齢を重ねていく。

 

前よりずっと大人になったトト

このごろは

「世界にトトほどやさしい女の子はいないよ」

と言われるよりも

もっと嬉しい言葉があるようだ。

 

それは

すごい‼

トトすごい‼

すごい猫ちゃん‼

 

と褒めたたえると

トトは  すーんと

得意げな顔をする。

 

何度でも褒めたたえるから

ずっと長生きしてね。

 

 

 

虫取りが上手なトトちゃん。

 

うちのラフもそうだったよ。