3年、寝かせておいた本。

『365日の親孝行』 ようやく読みましたチョキ

 

40代のための本なのかな。

 

私の年齢なら、

もう両親が揃っていなかったり

介護が必要になっていたり

するのかもしれない。

 

そう思うと、元気でいてくれる両親に感謝しないと

 

とは、思うんだけどね。

 

この年になっても、父親に感謝できない私。

若い頃から、暴力男で、働かない。

家にお金は入れないわ、その癖エエかっこしぃで

外では湯水のごとく金を使うわ。

ほんと、ええとこなしの男でした。

 

80代後半の今も、その勢いは衰えず

自分が一番偉い、自分以外は全部クズ!

という思考の持ち主です。

口の悪さには辟易します。

生活能力0のくせに。

母がいないと何もできないくせに。

 

高田純次さんの名言。

【年を取ってからやってはいけないこと】

「説教」と「昔話」と「自慢話」

 

父は、これを全部やる人です。

ほんと、バカなの。

 

自分から「自慢話」をしないと

誰からも褒めてもらえないから、だと思う。

 

 

時々、哀れになって

何かしてあげようと思うんですが

絶対に「ありがとう」とは言わない人です。

 

 

親孝行の話から、

親不孝者になってしまいそうな

私の愚痴ですが。

 

 

『起きて半畳寝て一畳』という生活の母とは対照的に

父は、モノを集めるのが大好き、

実家中、父のモノで溢れています。

私の目にはゴミにしか見えないモノばかり…

ゴミ屋敷。

 

だから『団らん』なんて、皆無だったし

そこに父の暴言、ときたら

本当にしんどかった。

今も実家に帰るとしんどい。

 

そんな家庭に生まれ育った私なので

この本に書かれている普通の家庭の

普通の家族の、普通の「親孝行」は

あまり私の心には響かなかった。

 

普通から、あまりに遠いところにいた私は

ちょっと綺麗ごとにしか感じられませんでした。

 

母にはできる限りのことをしたいと思っていますが。

 

 

3年も寝かせた本なのに、あっさり…。